【関節の可動域低下の要因】

「身体が硬い」という事は多くの障害を与えることになる。

例えばトレーニング、フォームが正確に取れなくなりトレーニング効果の低下を招いてしまう。日常生活であれば、肩こり・腰痛などの「不定愁訴の根本的な原因」にもなる。

アスリートは筋肉・腱の硬さによって「伸張反射」が使えなくなり、パフォーマンスの低下を引き起こしてしまう。

全ての土台となっているのが「柔軟性」と言っても過言ではないのである。

そんな柔軟性を取り戻す、もしくは高めていく為に必要な事は何なのか？

その疑問を解決することによって多くの身体的機能の向上を誘発していく。

〜①ROM制限の要因〜

関節可動域の原因としては大きく２つある。

それは「直接的な硬さ」と「関節的な硬さ」である。直接的な硬さとは、いわゆる筋肉や骨の問題。既に人間に備わっている器官の障害である。関節的な硬さとは「痛み」になる。

今回は多くの人が直面している「直接的な硬さ」について論述していく。