開幕までに打席に入る時の曲を選ぶ。
野球と音楽。試合中の音楽による演出は、今や当たり前のようにどこのスタジアムでも取り入れられています。
プロ野球選手は開幕するまでに、いわゆる『登場曲』を何にするか、球場演出の方に伝えなければなりません(ベイスターズでは出囃子という言葉でした)。シーズン途中で変更する事もできますが、なるべくシーズンを通して変えずに流せる曲を選びたいという気持ちもあると思います。
先日、映画『ボヘミアン・ラプソティ』を観に行きました。当然QUEENの曲がこれでもかというくらい劇中で流れました。昨季新人王のベイスターズ東克樹投手が選んでいた「Don’t Stop Me Now」が流れた時に、今年も投球が楽しみだなと、ふと思い浮かびました。音楽の力はすごいなと改めて実感したわけですが、選手がどんな思いで数ある中から渾身の一曲を選んでいるのか。実際にスタジアムでしか味わえないかもしれませんが、そんなところでもぜひ野球を楽しんでもらえたらなと思います。
ちなみにぼくはサザンの「東京VICTORY」を選んで、最後の打席を盛り上げてもらいました。歌詞も曲も好きで、気に入りました。
今年は『サザエさん』がフジテレビで放送されて50周年だそうですね。スワローズの選手で誰かサザエさんの曲を選ばないかひそかに注目しています。オープニング曲かエンディング曲か、迷いますね(笑)。