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三鷹バイユーゲイトで聴いた、豊橋のフェスの話

『ブラック・ヘリテージ・フェスティバル』?

先日の、三鷹バイユーゲイトでライヴだった日。
そこに豊橋から来ているお客さんがいて、バイユーゲイト店主のユウさんから「豊橋だったら『ブラック・ヘリテージ・フェスティバル』って知ってる?」という話が出た。
昔、豊橋で行なわれた伝説的なフェスだそうで、ある年代以上のブラックミュージック好きなら誰でも知ってるほどのイベントだそう。
それで、伝説的なイベントだから、年代が違っても豊橋の人なら知ってるのではないか?と思ったようである。けれども、その豊橋の方は知らなかった。
僕も知らなかった。
名前さえ聞いたことがなかった。
そこで話を聞いていくと、「確かにすごいイベントだな!」と思った。
出演者がめちゃくちゃ豪華。
後に調べた情報と照らし合わせながらあげていくと、、、
レイ・チャールズ、B・Bキング、ダーティ・ダズン・ブラスバンド等々。
日本からは憂歌団、バブルガムブラザーズ、ラッツ&スター、上田正樹等々。
いやー、本当に豪華!
開催は、1986年7月25~27日の3日間。
場所は「豊橋市豊橋港神野ふ頭緑地」とあった。
これは是非、あの時代、あの場所で、生で体験したかったなぁ。(この投稿の下地となる文をXにあげたところ、あの時代、あの場所で、実際に生で体験した方からの反応もあった。あぁ、羨ましい!)

翌年には豊橋と立川で

この『ブラック・ヘリテージ・フェスティバル』、豊橋だけの開催では採算が厳しかったようで、翌年には豊橋と立川の両都市で開催されたとのこと。
この時もメンバーが豪華。
アル・グリーンにロバート・クレイ・バンド、スタイリスティックス等々。
当時大学生だった、バイユーゲイト店主・ユウさんはこの時の立川に行ったそうで、熱く語っていらっしゃった。
それで益々羨ましさがつのる。
そしてこの『ブラック・ヘリテージ・フェスティバル』は、やはり採算が取れなかったのか、この年で終了したとのこと。(聞いた話で記憶が曖昧なのだけど、ティナ・ターナーをメインアクトに後年もう一度行われている?検索中にもそのような記事が出てきたような。けれども、情報が少なくて不明。)
今思えば、とても残念。
3回目、4回目があったとしたら、どんなメンバーでの開催になったのだろうか?

豊橋に思いがめぐる

ともかく、ユウさんが思い出話と共に語ってくれた、この『ブラック・ヘリテージ・フェスティバル』には大変興味をそそられた。
けれども、いろいろ調べてみた結果、やはり情報は少ない。
情報が少ないと、なおさら気になってくる。
そして、「そんなクレイジーなフェスを開催する豊橋もきっとクレイジーに違いない!」と絶賛するユウさんに触発されて、豊橋の歴史と今と未来とに思いがめぐるのであった。


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