僕はおばちゃんに大人気


僕はおばちゃんに大人気だ。
働いている所では毎日1000人以上のおばちゃんが買い物をしに来る。
レジをしていても、店内を歩いていても、品出しをしていても、おばちゃんからすぐに声をかけられる。
「お兄さん清々しいね」
「いつもありがとう」
「またお兄ちゃんのとこ並んだわ」
アイドルの握手会かな?
たまに間違えて自分がめちゃくちゃイケメンな気がする。
また、アルバイトの方やパートの方からも頼られることが非常に多い。
「この時間何したらいい?」
「手あいたんですけど何かすることありますか?」
入って半年の僕より皆さんの方が詳しくないですか?と思いながら作業をお願いする。

なぜこんなにも声をかけられ、頼られるのか。
「影響力」について改めて考えた。

店舗で5年近く働いているアルバイトの方から質問をされるが、どう考えても皆さんの方がお店のことをよく知っている。
僕にできるのは「誰でもできることを一生懸命やること」
それだけしかできない人に何を聞くことがあるのか。

話が飛ぶが、今日こんな経験をした。
アルバイトの方と話す中で、息子が大学受験をしたという話題になった。
「大学生になるだけでこんな大変やねんねー」
「大学生って何を勉強するの?」
と聞かれたので
「大学なんか勉強するとこちゃいますよ」
「強いてゆうならお金の勉強はしてる方がいいですね。僕は最近始めましたけど、やっとけばよかったなと思います。」
と答えた。
「ほー。」
え!?響いてなさすぎん!?
さっきまで「何したらいいですか!」ゆうてましたやん!

この話題があってから、もしかしたら「影響力」とは「結果」なのではないかと思った。
僕が店舗で貢献している姿は見ているが、お金の勉強をして結果を出していることは知らない。
「結果で示す」とか「背中で魅せる」のような言葉があるが、実際に見ているかどうかや結果が出ているかどうかが「影響力」には必要な要素なのではないかと考えた。

思い返すと、おばちゃんに声をかけられている時も、僕のレジだけやたら早く進んでいる時や、店内で作業をしている時が多い。

そして「影響力」は「評判」に繋がる。
「評判」は「評価」に繋がる。
僕がやっていることは本当に誰でもできることを一生懸命やることだけだ。
それがこんなにもポジティブな話になる。

じゃあ「結果」だしましょうよと。
なんでもいいからとにかく「結果」を出せるところを見つけましょうよと。
ってことで仕事と勉強頑張ります。
いや誰が敦賀の西野亮廣や。

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