麻生区の階段:仲町遺跡
麻生区にも遺跡があると知って行ってみた。仲町遺跡(なかまちいせき)は、1970年に発掘調査された半地下式の竪穴の床面に扁平な河原石を敷き詰めた縄文時代中期末の住居跡だそうだ。
この辺りは坂が多く、地図の南側にある商船三井柿生グラウンド側から、町田市との境にもなっている坂道を登って柿生住宅方面へいくと片平仲町遺跡公園がでてくる。
階段ファイルNo.15:仲町遺跡
段数:79段
遺跡を見に、早速階段を上がってみよう。
階段を登ると目の前にベンチが現れる、そして辺りは一面草ボーボーで、どこに住居跡があるのかよくわからん。
どこにも遺跡っぽさがなくて、かつてここから住居跡が発掘されたのだろうということは分かったが、その形跡が感じられないなんともガッカリな場所であった。
12月に来たからいいけど、実は6月にもいちど来たことがあって、この草っぱらでちょっといただけで蚊に喰われまくって早々に退散したことがある。
草が枯れてちょっと見やすくなったかなと思ったけど、やっぱり何も見つけられなかったのでもう帰ろう。
遺跡という言葉に期待して、ガッカリして帰る人が大半なのではないだろうか。公園としては良いと思うが。
ところで、先ほどか「仲町遺跡」と表記しているが、公園の看板は「中町遺跡」となっている。だけど川崎市も前者で表記している。公園の看板はミスったまま使っているのだろうか、それとも気が付かないのだろうか、または間違えていたけど「どうせ誰も気が付かないだろう」と思っているのか。
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