Nik Collection 5レビューDxO
DxO PhotoLabとFilmPackを昨年秋から使い初めていますが、Nik Collection 5のレビュー依頼を頂いたので、ご紹介してみたいと思います。
DxO PhotolabとNik Collectionの関係性がピンときていなかったのですが、インストールしてみようとしてはっきりとわかりました。
PhotoLab 5や、Photoshop、Lightroomなどをホストアプリケーションとして、それらのアプリケーションで動作するプラグインという位置づけなのですね。
インストールはプロダクトコードを入力せずに完了。
DxO PhotoLabを立ち上げてハードディスクにエクスポートの横にある、Nik Collectionをクリックして、どれかのプラグインを選択すると、プロダクトコードの入力画面がでました。
ということで、いくつか画像を使っていろいろと試してみます。まずはウクライナのキエフで2018年に撮影をしたこちらの画像を選択して、Color Efex Pro 5を選択してみます。
PhotoLabでも十分いろいろと補正ができるのですが、よりバリエーションが増え、さらに細かな調整ができるようになっていますね。
モノクロ写真を現像するのに良いSilver Eflex Pro 3は利用機会が多くなりそう。
最近、思いがけず幸運なことにとても安くお譲りいただいた手にすることになったLuica ズミルックス 50mm F1.4で撮影してみたのが次の1枚。まさか、自分がLuicaレンズを手にする日が来るとは….。
LuicaレンズとDxO PhotoLabの補正だけでも十分キレイではあります。
とはいえ、拡大してみると、ノイズはやはりわかりますね。
ということで、Dfine 2のプラグインを試してみます。かなり、ノイズが低減されているのがわかるでしょうか。
出力後の画像の同じ場所を切り取ってみたもの。
さらに明るさなどを補正して、出力した結果がこちら。
それぞうれのプラグインの特徴を紹介すると
Nik Color Efex
・カラー補正、モヤの削除
Nick Analog Efex
・フィルムのヴィンテージなルックを再現
Nick Silver Efex
・モノクロ写真を作り出すのに
Nick Dfine
・ノイズの除去
Nick Viveza
・色のトーンを変更
Nick HDR Efex
・プラケット撮影や、1枚からでもHDRの仕上げを生成
Nick Shaprner
・シャープネスの調整
Nick Perspective Eflex
・パースの調整
となっています。
Vivezaは思いがけない発見やインスピレーションが得られそうなので、いろいろと試してみたいことですね。
6月にトロントで撮影したこちらの画像で試してみました。
こんなふうに手軽に色のトーンを変えつつ、細かな調整もできます。
PhotoshopやLightroomをお使いの方はもちろん、Nik Collectionを購入した人はDxO PhotoLab 5 Essentialが無料でついてくるので、アドビソフトがなくともNik Collectionを購入すれば、PhotoLabをホストアプリケーションとしてすぐに使い始めることができます。
多様な調整が可能なので、まずは最近気になっていたモノクロ現像からいろいろと試してみようと思います。
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