レビュー: DxO Pure RAW2を使ってみました
以前、DxO PhotoLabを使って見ましたが、新たにDxO Pure RAW2をレビューさせていただく機会ができたので使ってみました。(最新版のDxO PhotoLab Elite版を使っているユーザーであれば、そちらでも同様の体験ができると思います)
使い方は非常に簡単で、画像を追加すると、ボディとレンズの組み合わせのモジュールをダウンロードする選択肢がでてくるので、ダウンロードを行い、画像処理をHQ, Prime, DeePrimeの3つから選択。出力フォーマットをDNGかJPG科を選択し、出力先を選択するだけです。
HQ, PrimeがDxOが昔から提供していた光学補正やノイズ除去の技術で、Deep Primeは深層学習を活用した最新の技術となります。なので、Deep Primeは通常選択で良いのですが、Rawファイルでないと選択できないため、Jpegファイルを処理するときは、HQかPrimeを選択することになります。
ということで、先月バルセロナMobile World Congress出張のあとに立ち寄ったタラゴナの写真をPure RAW2を使って現像してみました。
左半分がもとのRAW画像、右半分が補正後。
ちょっと見づらいので拡大してみます。
ノイズ除去と、シャープネスがかなり効いていますね。
そらの部分や、教会の壁のノイズ処理具合がよくわかります。
Pure RAW2は初代Pure RAWと比べて処理が高速化されており、4枚を現像した場合だと使用しているデスクトップPCで1分弱の処理時間でした。
高ISOだけでなく、低ISOでも利用が多いということで、低ISOの写真を処理してみました。
このようにかなり差がでます。
もう1枚、最近買ったEOS RPで撮影してみた1枚です。
木の格子のノイズ除去だけでなく、糸の明瞭感もあきらかに良くなっていますね。
昔のJPEGのファイルも処理してみました。
2018年にウクライナのキエフで撮影したものです。
昔の写真でもとてもきれいに蘇りますね。
今後、写真を撮影する楽しみがさらに増えそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?