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ミンツバーグの三角形

Henry Mintzberg教授の著書にハマっている。

彼によれば、マネジメントスタイルは「アート」「クラフト」「サイエンス」の三要素で表現できるという。

マネージャーによってこれらの要素の濃淡が異なることは容易に想像できる。
経営メンバーはそれぞれどの要素を強く持っているだろうか?などと考えるうちに、組織の強みや弱みも浮かび上がってくるのではないかと思えてくる。

かつて、東芝が安定して経営されていた頃、技術系と文系の社長が交互に就任する慣例があった。これは三要素の偏りを最小限にするための工夫だったのかもしれない。

AppleのSteve JobsがTim Cookを後継に選んだ際、どんな基準で判断したのか気になる。おそらく三要素のバランスがまったく異なっていたであろう二人だが、その違いは選択にどう影響したのだろうか。

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