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雑学・メタ知識「株価下がるの?編②」CPIと景気、掛るリスクについて
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前回の続き、
「では実際に株価はどうなりやすいの?」
財政収支上の問題が顕著になるまで日米ともに現在の政策を進めていくのではないかと🫠湯水マネーじゃばじゃば🫧💸💦
そこで、シナリオをいくつにかにわけて考えてみようかと思います
景気が良好と悪化それぞれにCPIが上昇、横横、下降の6つになります
まず景気良好から考えてみますと
CPIが上昇”上げ”
金利上昇でドル買い債券は売りに出されるかと思います。(ドル円上昇)株価は景気良くて物価高いなら普通に買われるかと
CPIが横横”上げ”
政策は現状維持となり消費者の余力が積立に入っていくと予想(NISAのSPY買いでドル円もやや上昇を見込む)
CPIが下降”やや下げ”
債券が買われつつ株価はやや利食いされると予想、ドル円もやや低下?(このパターンの可能性は低そうです)
次に景気悪化の場合を考えていきます
CPIが上昇”ごり下げ地獄”
景気が悪いということは購買力が低下しているのに生産物価が高いとなりますので株価には地獄かと思われます
CPIが横横”地獄かゆっくり下げかの予兆”
景況感が悪い状態での横ですので判断が難しいですが上記になるかと…
CPIが下降”ゆっくり下げ”
もっとも教科書的なですね。FRBが金利によるオーバーキルを懸念しているシナリオです
要するに?
景気良好だと基本的に下げないですから安心して良いのかなと
多少景気が悪化してもCPI低下なら債券が買われ株価は下げてもPER恩恵があるので穏やかな下げで済むかと。もしかしたら上がるかもですので
難しいのは”景気悪化でCPIが下がらない”場合です
おそらくですがPPI(生産者物価指数)が上昇しTCB(消費者信頼感指数)がごり下げのパターンかと思われますので”株価はクラッシュ”と予想されます
更に債務クラッシュリスクで債券すら売られ…😭💸🔥🔥🔥
つまりCPIが現在の水準を維持しつつ景況感が悪くなると非常に危ういのではないかと考えています。また、
大前提に”CPI年足平均=潜在成長率”としての考え
この辺はフィッシャー方程式の実質金利に該当しこれだけだとリスク評価がありません
そこで、リスクの一つであるマネーサプライ状況を考えます
GDP/債務の比率
政府が国債で借金したお金を市場にどのくらいばらまいているかの尺度として一般的に考えられています
作用として紙幣希薄による物価上昇と好景気化をもたらします
仮にそれをチャラにしても財政収支黒字であるならば本質的な成長と考えて良いのではないかと
副作用としてこの借金がどの金額までが健全で問題ないのかは正直わからないです。(偉い学者さんでもわかんない状態w)
ですが問題となったときは全ての資産価値が容赦なく下がるのではないかと
何が上がるかはわかりません。”空売りが儲かる相場”とはこういうものらしいですので…
今回の考察はこの程度にして次回はオプションの記事に戻りたいと思います🫡ガンマった