イラストレーターとの出会い
昨日お伝えした電子出版ですが、これに関して、新たな出会いがありました。今回の出版は、もう16年前の雑誌の連載記事の再掲となりましたが、その当時私の記事に毎回イラストを描いてくださっていたイラストレーターの方との出会いです。
長年雑誌に短い記事を多く連載してきました。その際に楽しみだったのは、原稿を送ってゲラが来る、それを確認して編集者に返す。この段階では、自分の原稿にどんなイラストがつけられるかは、わからないのです。そして、いよいよ実際に発売された雑誌が届くと、記事にイラストがついた完成版を初めて見ることになるという流れです。多くの連載を、いわば共同で作ってきた筆者である私とイラストレーターの方は、通常会うことはないのです。
しかし今回、電子出版をするにあたり、どうしても、そのイラストレーターさんにかつて描いてもらったイラストの再掲と表示のデザインをお願いしたいと思い、雑誌
の担当者にお願いして紹介してもらいました。表紙は、仮のものでとりあえず出版しましたが、完成版が届き次第、差し替える予定です。もうほとんど忘れていた連載が、新たな出会いを運んでくれました。
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