Courseraを受けてみたら...
「Courseraって何?」と思われる方は、以下のリンクをご覧ください。
大学の講義がオンラインで受けられるというしくみです。いろいろコースを探すうちに、私が研究の際使った質的研究についてのコースがありましたので、受講した(一定の条件付きで無料です)ところ、日本人の先生による講義でした。ミシガン大学の先生でした。マイクロソフト社のインドの研究所の立ち上げをなさったコンピューターサイエンティストとのことです。
このコース自体は、コンピューターサイエンスに関わるものではなく、学術一般で用いられる研究手法としての質的研究(qualitative research)に関する入門講義です。(これに対比される研究手法が量的研究(qualitative research)と呼ばれ、近年では両者の良いところを取って行う混合研究(mixed method)と呼ばれる手法も使われるようになってきています)
学問分野で研究を続ける人にはもちろん、企業でマーケティングを行う人や調査部門にいる人など、データをまとめてそこから得られる知見を発表し活用するような仕事をされている人には、お薦めできるコースです。
話は違いますが、富山先生の見事な英語には感心しました。私のような英語を教える立場からは、「この人は、どうやってこういう英語を身に付けたんだろうか?」という興味を抱かせる人物でした。
修士課程を修了した人たちに向けた富山先生の暖かいメッセージ、聴いていて気持ちがいいです。