4月になってしまった
私のように大学で非常勤講師を務めている人間にとっては、1月半ばから3月末、7月終盤から9月の半ばくらいまでは、学校の授業がない時期で、比較的のんびりできる期間です。しかし、こうしたゆったりとした時間はあっという間に過ぎてしまい、気がついたら新学期ということになります。
そして、数日間ボ〜ッとしている間に、4月になってしまいました。今週木曜日からは大学での授業が始まります。過去2年間は、もっぱらオンラインでの授業でしたが、今年度は対面授業が中心の運営になりそうです。
教室での授業にはそれなりの面白さがもちろんありますが、過去2年間でオンライン授業のさまざまな便利さを覚えた今は、これを対面授業にどう活かすかが課題と考えています。もはや対面授業も、コロナ以前の形態とは異なってものになり、オンライン授業の良さをどれだけ取り入れることができるかが、教師の評価にもつながってくるように思います。
実は、さまざまなオンラインツールをフルに活用しようとすると、それなりに環境が整った自宅から授業を行う方が良い授業が出来そうだと思うことがあります。教室に行って毎回準備をする手間はバカにできず、それがちゃんと動かないと気持ちの上でも動揺し、それが授業の質に影響を与えることもあります。
今年度前半では、こうした対面授業でオンラインツールの力を最大限発揮させる授業のあり方を確立することを課題にしたいと思っています。