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【風邪の後に要注意】イギリスで喘息になりました。 NHSの対応などお話しします。

【イギリス留学済】Hiroto

こんばんは。

今回はイギリスで喘息を発症した体験をお話しします。

私が喘息かも、と思い始めたのが、コロナから快復して1ヶ月くらい経った時です。

コロナの影響と思い、咳が出ても無視をしていましたが、明らかに長引くので色々調べていくうちに喘息かもと思うようになりました。

ただ、治療していく過程でなかなか日本とは違う医療システムに翻弄されることがあったので記事にしました。

①GPへ相談、Inhalerを処方してもらう

イギリスは日本と違って、GPというかかりつけ医がおり、必ずこのGPでしか診察してもらえません。(その代わりに医療費は無料、薬は定額の£9.35)

基本的にGPは予約をする必要があるのですが、予約することが難しく、予約をするには2週間先ということもあります。

日本人にとって、どこの病院でもすぐに行けるわけではなく、病気になってから病院に行くのにしばらく時間がかかるといった不満があると思います。

しかし、幸運なことに朝電話をして予約をしようとしたところ、当日予約が可能で、GPにて診察していただきました。

また、医者はとても親切な方で、医療用語がわからない私にGoogle翻訳を使いながら説明してもらいました。

当日は、Ventolin Inhaler(吸入器)を処方され、2日後に痰を持ってきて検査に出す(ウイルスかもしれないから？)ということで終わりました。

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②2回目のGPで、ナースに診察してもらう


2日後の痰を持っていった日には、ナースの方に診察してもらいました。

イギリスにはドクターとナースの2つの診察パターンがあるみたいです。

聴診器や検査系はナースの方に担当してもらいましたが、いまいち違いがわかりません。

ナースと言っても日本の看護師みたいではなかったです。

結局、「検査結果は自宅にレターで届くから」「もし状況が良くならなかったらもう一回来て」ということで終了しました。

③日常生活用のInhalerをもらいに3回目のGPへ

その前にここで予約のトラブル発生。。。

予約したい日の朝8時30分に電話したところ、「明日の8時に電話をしてくれ」ということでした。

しかし、早く薬が欲しかったため、NHSのOnline111を利用してGPへのコンタクトを行いました。

喘息について調べているうちに、私が処方してもらったのは発作用のInhalerで、喘息を改善するには日常用(改善用)のInhalerかステロイド薬が必要なことがわかりました。

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(NHSのアプリ内の、Asthmaに関する情報内のTreatmentから引用)

参考までに日本の記事もこちらに載せておきます。


そこで、「今のInhalerだと咳が止まらない」と伝えたところ、

GPから電話で診察があり、Antibioticの薬を処方されました。

しかしこれは抗生物質であり、喘息には効果がないとされています。

日本では、ステロイド薬とリリーバー用の吸入器が処方されますが、処方されませんでした。ショック。。。。


4回目のGP 頑張ってステロイド薬の交渉をするも叶わず。。。。


またしても予約のトラブル。翌日の8時に電話したところ繋がらず。。

8時30分にやっと繋がり、「15時にGPに来てください」ということでした。(ラッキー)

やっとのことでナースの方と対話して、「昨日もらったAntibioticの薬は喘息には効果がないから、ステロイド薬かPreventer用のInhalerを処方してほしい」と交渉しました。

日本では、「Antibioticは喘息には効かないとされていて、NHSのアプリにも書いているようにSteroid Tabletは処方できないですか？」と尋ねたところ、

返答として、「もし、1週間Antibiticの薬で効果がなかったら、X線の検査(X-lay)を受けてから処方できる」とのことでした。

X線の予約もついでにしていただきました。

しかし、予約日はレターで自宅に届くらしくいつになるかわからないということ。(いや、こっちのスケジュールもあるんだが！)

最後に、「これがイギリスのやり方なんですね。とほほ、、」という感じで若干の皮肉さを残して退散。


今後について

一旦、言われた通り抗生物質を服用しようと思っていますが、改善する感じはなく、もはや悪化する可能性まで指摘されているので、服用するか迷っています。

現在は、プライベートドクター(AIGさん)に、PreventerのInhalerかステロイド薬を処方できないか確認してもらっています。

残念なことに、喘息は保険適応外なので実費にはなりそうですが。

また、進捗があれば更新していきます。


少しでもイギリスで喘息になった人の参考になれば幸いです。

では！

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