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LEGOを作ろう

2024年1月20日
4:00p.m. 憂鬱な朝を乗り越えて脳が活動時間を迎えた。


ある日、LEGOをもらった。
それは俺の想像するLEGOではなかった。

『大人のLEGO』

なんと興味深い。
今回製作するのは、花のLEGO。楽しそう。
早速やってみよう。

表紙はこれ

まず開封する前に驚いた。
939ピース?多くないか??
そんなもんなのか?分からん。

実は人生で初めてのLEGOなので相場が分からん。
全く想像出来ないが、初めて扱うにしては多いような。

そして、ついに開封。

LEGOと説明書のみ。シンプル。

やっぱり多い!絶対に多い!!
引きで撮ってるから分かりづらいが、花弁になるであろう小さいLEGOがメチャクチャある!多い!!

恐れている、いま俺は恐れている。
絶対に紛失する。何かしらのパーツは無くなる。怖い。

だが恐れていても何も始まらないので、説明書を開き始めることにした。
このLEGOのデザイナーに挨拶を済ませ、いざ説明書を開く。

ミラン、キミは呑気で良いな。今からキミに苦しめられるんだ。

また説明書を開いて驚いた。
53ページ?多くないか?

だが、前述通り知識が無いので相場が分からない。
無知とは怖いものである。

とりあえずさっさと始めろ俺。
前振りが長いよ。もう驚くな。

とりあえず①の袋から開けて始める。(①の袋ってのがねるねるねるねみたいでイイね)

まずは、黄色い花と草かららしい。
工程表を見ると、最初の小表紙以外に文字が一切なく絵だけが描いてある。(驚かない、驚かない、、)

ポッピーと言うのか。

説明なくして大丈夫なのか。とは思ったが、全世界の人が作る事を考えると絵だけの方がいいのか。

パーツパーツは普通のLEGO(普通を知らんが)
順調に組み立てていくが似通ったパーツが多くどれがどれか分からない。これだから絵だけは……

と思っていると説明書の下にパーツ単体の絵が。
絵にパーツを重ねてみると原寸大表示で使うパーツが描かれているじゃないか!便利だ!

くそ!!驚いてしまった!くそ!!!

よく見たら下に1:1と書いてある。

これは元から1つのパーツに出来なかったのか?この工程は省けたのでは?と元も子もない事を思いながら作業を進めていくと①の袋が終了。

ちゃんと花になった!

この達成感、気持ち良い。
やはりモノ作りは面白い。
自分で生み出してる訳じゃないがな。

花瓶はパートナーの祖母が作ってくれた。普通に凄い。

だが、なんかショボい。
そらそうだ。まだ①が終わっただけ。スカスカである。

このショボい光景を見てられず、終わらしたくなる。
だが眠い。睡魔には勝てない。明日、もう一度。。。


2日目。
まさか久しぶりの細かな作業で、これほど疲れが出るとは。
だが気持ちの良い疲れ。全然大丈夫だ、始めよう。

今日は白い小さな花から始める。
これは中々細かい。

1つ1つ丁寧に組み立てていくと恐れていた事が起こった。
パーツが1つ足りない。肝心の花の部分が。

なぜ、、、どこにもない、、、、

部屋中探しても無い。どうなっているんだ…
だが、ここで中断する訳にもいかない。
一旦無い事は忘れて最後まで組み立てることにした。

すると、すんなり完成して何ならパーツも足りている。
とゆうか、余った。

そうか、無くしやすかったり壊れやすかったり(柔らかいLEGOも入ってる)するLEGOは予備が入っているのか。

LEGO社はなんと気が利くんだ!!

だが、今回に関していえばありがた迷惑だった。
パーツを紛失したと思って探し回ったからな。
驚かない。

良い感じになってきた

適度に休憩を挟みつつ夢中で作業する俺は、大きな過ちを犯す事となった。

作業に夢中になり過ぎて写真を撮り忘れた。バカだ。
LEGOが好きじゃないか。ハマっているじゃないか。

気づいた時にはラベンダーを一人笑顔で作っていた。
男の一人暮らしで何をしている。

しかしラベンダーは難しかったな〜

そのまま夢中で作り続けた俺は時間など忘れ、ゴールをただひたすらに目指した。


そしてついに、、、完成!!


ページ数多い、パーツ多い、無くしそう、疲れるなどと
散々文句を垂れ流していたにも関わらず、終わりを迎える頃にはLEGOが大好きになっていた。

なんなら終わってしまって寂しいまである。
人間とは自分勝手なもんだ。理不尽だ。

しかし、それが人間らしさというもの。
甘んじて受け入れよう。

完成した花たちを花瓶に挿す。
そういえば生け花という文化が日本にはあるな。
やってみよう。(生きてないが)

試行錯誤して格闘すること20分。
何とか納得いく形になりパシャリ。

メチャクチャ良くない?


俺は天才か……
生け花始めようかしら。

そんな事考えていたが冷静に考えれば、どう生けようと色味が合うように作られているんだ。ミランの手によって。

この2日間、俺はミランに泳がされていたのか。。
天才はミランだった。

楽しませてくれてありがうLEGO。
ありがとうミラン。

では、またー。

玄関に飾りました

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