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堺東を、旅しよう。

2023年12月23日(土)
10:00p.m. 仕事から帰る俺は最寄り駅へ。

堺東

みんなは来たことある?無いよね。

俺の地元 堺東は、実に変な街である。
今やあまりお目にかかれない昭和カルチャーが、少し変な形で残っている。
ノーヘル・車の信号無視・暴走族・怪しいマッサージ勧誘・怖い人の世界などなど。

もちろん良い部分もある。
古き良き喫茶店・風俗ビル・立ち飲み屋街・路上ミュージシャン・商業施設・ライブハウスなどなど。
しかも、役所・裁判所など堺市の行政も密集してる。

役所前でよく音楽イベントがやってたりする。
タピオカが流行ればタピオカの店が出来る。
洒落こいた店も昔ながらの店も隣り合わせでやってる。

お堅いのか緩いのかよく分からない変な街である。

皆んななんで何の違和感もないの?と思いたくなる街なのに、来てみると全然変じゃない。むしろ楽しい。
そんな変な街・堺東を一緒に旅しよう。ようこそ堺東へ。



まずは、焼肉屋。
堺東のメインストリート 銀座通り商店街を少し外れた所に小さくて汚い(良い意味)お店がある。

ぜん屋

カウンター4席ぐらいとテーブル2席程度の超狭大衆焼肉。
堺東は何故か焼肉屋がすごく多く、有名な店や小綺麗な店もあるが俺はここがすごく好きでよく行っている。
最初入るキッカケは、店主がハイスタの難波さんにソックリやったってだけなんやけど。ほんまに似てる。

もともと明るい店主やけど、女の子と行くとより一層元気になって面白い。そん時俺は軽くあしらわれる。
ここには書かないが裏メニューもあって、それがメチャクチャ美味い。ブッ飛ぶ。

そして、安い。
毎回会計で「大丈夫か?間違ってない?」と思ってしまう。
興味があれば是非一緒に行こう。



銀座通りを左に入り少し進むと、よく行く喫茶店がある。

伊太利庵

B1-2Fまであり、落ち着いた雰囲気でずっとJAZZが流れてる。別に堺東にだけあるって訳じゃないけど、THE PERRYメンバーは好きでずっと通っている。
一時期はここで集合・ミーティング・制作など全てをやっていた。それぐらい入り浸っていた。
(いまこのnoteを書いてるのもここ)

すると嗅ぎつけたバンドマン達は皆んな来るようになった。
地方から来たバンドマンにも紹介したりしていた。
0時まで開いてるから皆んな来やすいんやろね。
メンバー全員で入るとイヤそうな顔をするのもオモロい。
大人数で行くのはやめよう。

朝はモーニングC、昼はオムレツピラフを食えばTHE PERRY!


初めてライブをした場所もある。

堺東Goith

堺東出身を謳う俺らは、この場所出身なのである。
BASS ON TOP系列のライブハウスなので、いろんな人が出演するしスタッフもコロコロ変わる。
だからジャンルが偏らないのが良くもあり悪くもある。
でも、偏り過ぎも面白くないのでそれでいい。それがいい。

俺らがお世話になってた頃は、スタッフの見た目は全員イカちかったけど皆んな優しかった。
今でも会う方もいるし、中身が変わってもこの場所は好きなのである。

アルバムにも使われたこの写真は、ゴイスの楽屋。


商店街の少し外れに新しくバーがオープンした。


『Bar Moonlight』


そう、正継(THE PERRY/Vo.)が新しく始めたバー。
ここは紹介しないとね。

60年代にありそうな(あった?)バーってのがコンセプトらしく、10席ほどのカウンターとL字のソファースペース。

1人で切り盛りするには充分な広さで、ゆっくり呑みながら正継セレクトのLPが聴ける。
少しのフードと美味い酒。実に2軒目に丁度良い。

1人でも入りやすいってのが良い。
でも、正継の根は人見知りなので、自分から話しかける勇気も持とう。(話しかけてくれるよ)

シンボルと瓶コーラとブレ正継

他にも、サッチモ・麺座ぎん・Wakame・Boozer・マルハ・コミットなどまだまだ紹介したい所は腐るほどあるが、自分で見つけるのも楽しいから是非お気に入りの店を探しに堺東を旅しに来てほしい。

言ってくれたら案内するしね。
ダーツ好きな人は一緒にやろう。

堺東で待ってます。
じゃあ、またー。

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