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就職先を選ぶ時に・・・

『給料がいい』
『興味のある分野の疾患を見れる』
『家が近い』

突然ですが就職活動をするときに何を重要視しますか?

療法士学生が対象ではないですが、
世の就活生はこのような条件を気にして就活をしています。

1.「2020年卒マイナビ大学生就職意識調査」

・安定している会社
・自分のやりたい仕事ができる会社
・給料のいい会社
・将来性のある会社
・勤務制度など福利厚生が良い会社
https://www.mynavi.jp/news/2019/04/post_19872.html

2.就活生『働き方』意識調査2019年卒(どのような企業に魅力を感じるか)

・社内の雰囲気が良い
・成長できる環境がある
・将来性がある
・給料が高い
・理念・ビジョンに共感できる
https://offerbox.jp/company/info/13856.html

3.就職先企業を選ぶ際に重視する点
(キャリタス就活 2020 学生モニター調査結果)

・将来性がある
・給与、待遇が良い
・福利厚生が充実している
・職場の雰囲気が良い
・業績・財務状況が良い
https://www.disc.co.jp/press_release/6686/

様々なデータがありますが、以上のような項目が上位を占めています。

大きく分けると、
・職場環境
・給与
・仕事内容
になっていると思います。

●職場環境
病院や施設の雰囲気はそれぞれです。
小規模でアットホームなところもあれば、大きな総合病院でせわしなく人が動いているところもあります。

また通勤時間も考えた方が良いと思います。毎日90分かかるところに通うのか、10分でつくところなのか。
片道90分かかるとすると、1週間(5日間)で15時間通勤に費やすことになります。もちろん家庭の事情などでどうしてもかかってしまう場合は仕方ありませんが、その時間があれば本を読むなり、勉強するなり有意義に過ごすことができますね。身体的に考えても睡眠時間が確保できるなど、近いことによるメリットはたくさんあります。

仕事内容と被りますが、残業の量も様々です。
さらになんのために職場に残るのかも大切です。職員での勉強会などで学ぶ機会を確保するために帰りが遅くなるのは個人的にはいいと思います。
(強制参加はまた話が変わりますが・・・)
就業時間は単位で埋まっていて、時間外でカルテや書類業務を行い、残業代は出ない。このような職場もあるみたいです。
もちろん患者様と療法士の数の関係で時間内に事務作業が行えないのは仕方ないのかもしれませんが、時間外に行い帰りが遅くなるだけというのは、いかがなものかと思います。

●給与
働く上で給与は多いに越したことはないと思います。
資本主義社会である日本で生活する中で、お金は必要になります。
給与が1つのモチベーションである人も大勢いるかと。僕もそうです。
お金がないとご飯食べられないし、趣味もできないし、セミナー参加や参考書の購入などの自己研鑽もできません。

また病院で働く療法士は昇給があまりないとも言われています。
その上で1年目でいただく給与はチェックしましょう。

●仕事内容
整形疾患、脳卒中、内部障害・・・
急性期、回復期、維持期・・・
病院、クリニック、デイサービス、老健、訪問・・・
診たい分野で選択するのも1つの手段だとは思います。
しかし、リハビリの対象は疾患や障害ではなく、患者様自身であると思います。
その人にどうなってほしいか、どんな人生を歩んでほしいか。
この部分をしっかりと考え関わることができればどんな分野でもやりがいを持って働くことができるのではないでしょうか。
もちろん、自分の好きな分野があることはとてもいいことですし、得意な分野で療法士としての価値を提供できるのは素晴らしいことだと思います。

一般の大学生へのアンケートをもとに今回は職場に求めることについて説明しました。
上記以外にも、尊敬する療法士がいる、副(複)業ができるなど重要視するポイントは人それぞれだと思います。
安易に楽そうだとか、友達と一緒にとか、経験積めそうという理由で職場を決めるのはやめた方が良いと思います。

自分もまだまだ迷走中ですがこの先どのように人生を送っていきたいか。そのために必要なことはその職場で得ることができるのか。しっかり考えると良いと思います。

ちなみに僕は・・・
また別の機会で話します笑

今回調べてみて、一般の大学生を対象としたアンケートもかなり参考になると感じました。
医療業界以外のことも知識として取り入れていくのもお勧めします。
では。

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