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企業という選択

こんばんは!
ラグビー日本代表、負けてしまいましたね。
プレー、試合後の振る舞いなど様々なところで勇気や感動をもらいました!
準決勝、決勝とあと3試合世界レベルの戦いを目に焼き付けます!

本日は、一般企業の就活スケジュールについて。

昨今、療法士の資格を持ちながら一般企業で会社員として働いている方が増えています。
ヘルスケアに関わる企業だけでなく、医療介護福祉分野とは全く関係のない企業で働く方もいます。

多くの方が1度、療法士として病院や施設で働いたあとに、転職していますが、療法士学生が新卒で企業に就職するパターンもあります。

一般企業と病院では就職を開始する時期など対策の方法が異なるため、注意が必要です。

ざっと異なる点としては、
・就活を開始する時期
(インターンをする時期)
・自己PRの仕方
だと思います。

1.開始する時期

一般企業では3年次の3月に企業エントリーが始まります。企業エントリーはその企業に興味がありますという意思表示のようなものです。
エントリーしておくことで、企業側からエントリーシート(ES)の提出を求められるので、提出します。
さらに、3年次の夏や冬にはインターンを行う学生が多くいます。インターンを行うことで、その企業のことがより詳しくわかるだけでなく、自分のスキルや課題を把握することができ、ESや面接で話す際の実戦経験になります。
またインターンを経験した学生の中から優先的に採用していく企業もあります。インターンの期間に良い印象を与えておくことは就活が始まった時の大きなアドバンテージになります。
そこは病院見学の時と同じですね。

対して病院は早くて4月に見学や説明会があり、夏頃から就職試験を各々の病院、施設で行います。実習などで10月に就活を始める学生も少なくありません。

もし現時点で企業にも興味がある場合は冬のインターンの申し込みをするなど、準備を始めておくと良いと思います。
最終学年になり最後の臨地実習が始まってからでは時間的な制限もあり、厳しいと思います。

2.自己PR

病院や施設で働く場合、基本的には療法士としてのあなたを求めています。
ということは、療法士学生として学んだ、専門的なことや興味のある分野を伝えることも必要になってくると思います。

しかし、一般企業の場合、療法士として単位を取得することは求められていません。
むしろ、「理学・作業療法士」をしらない面接官も多くいると思います。
学生時代の授業のこと、実習のこと、全く知らないと思って話す必要があります。

学生生活を通して身につけた技術はどんなものなのか。
どう活かすことができるのか?
他の学生にはない、療法士学生だからこその武器は?
あなた自身の特徴はなんなのか。
より噛み砕いて伝えられるようにしましょう。

人とのコミュニケーションが得意な方もいれば、
臨床推論で身につけた思考回路を武器にする方もいると思います。

意外と他の大学生は仮説検証を繰り返していく作業をする機会が少ないです。
また療法士の養成校は膨大な知識を座学で学ぶので吸収力や学ぶ意欲が高い学生も多いと感じます。

これは同じ療法士の学生としか関わっていないとわからないことなので、
工学や経済学部など様々な学生や、実際に働かれている方、経営者の方と関わると思ってもみなかったことがPRポイントとなることがあるので、
ぜひいろんな業界の方と話してみてください。


病院や施設だけで働くのが当たり前ではなくなっている今、
より広く選択肢を持てるといいですね。

僕の仲間に、新卒で一般企業で働いている療法士がいるので、近いうちにインタビュー記事でも載せたいと思います。

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