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「 人は変われる part 1 」

僕は、中学校では主将。

この3年間で大事な経験を積むことでたくさんの方々から声を掛けてもらいました。そこで「 言葉の大切さ 」を知ることができました。

中学1年心を躍らせ入部したものの名門監督は解任。そこで新しく入ってきた先生は名も知らない先生。そして上級生の試合に出ていたもののタイトルは取れず上級生は引退。「 こうしてこのまま中学3年間の半分が終わってええんかな 、やめてクラブチーム行こかな 」そう思って悩んでいました。

数日後、自分の学年の代になり主将が発表されました。先生からは僕の名前を告げられました。部活を辞めようとしていた矢先、このチームのメンバーまとめられるかなと不安ばかりの毎日でした。時には学年主任の先生に「 最近、下級生サッカー部気抜けとんぞ 」と怒られプレーに集中できない日もありました。

そこで僕は先生に相談したのです。「 自分の大好きなサッカーに集中できないです。3学年まとめるのは僕にはできないです」と。すると先生から飛び出した言葉は「周りのことなんて気にしなくていい。自分がやってることに自信を持ってやればいい」と。その瞬間、抱えていたものがぶっ飛びました。それから3年の最後の総体では兵庫県ベスト4を取れたのですが試合の前日には必ず手書きで長文メッセージをメンバーに書いてくれたのです。そのメッセージには必ず「恐れることは無い、自信を持ってやればいい」と書かれていました。

そうです。言葉一つで人間は変われるのです。目の前の勝負で逃げずに自信を持って戦えば失敗しても何かを得る。そして人間は進化していくのだろう。

今度は自分が言葉一つで変えてやるという気持ちで高校生へとなった。


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