全国高校野球選手権 中止
今日、この現実を突きつけられました。
甲子園だけでなく、地方予選も中止です。
さきほど、履正社の主将の息子を持つ関本賢太郎氏が大阪・朝日放送ラジオでその件を話していました。
「やってほしい。残念です」
「息子に切り替えてがんばれなんていえない」
ちなみに、息子は部屋から出てこないそうです。
高校野球に燃やした球児の無念(いや、この言葉は私がいうと軽すぎ。彼らの今の心境は想像絶する。。。。)。。。。。
今回のことで浮かんだ本がある。長谷川晶一氏の「夏を赦す」である
元日本ハム 岩本勉の高校3年のことを書いたものである。しかし、これはとてつもない経験をした高校3年である。
阪南大高校3年時、エースで甲子園目指す寸前に、野球部の下級生が犯罪を犯し、連帯責任で出場辞退する過程、そしてその後の野球部OB(犯罪者含む)の人生を取材した本である。
岩本勉は、ことあるごとにこの高校3年の話をラジオ番組でも話します。当然、これを聞いたことあります。必ず言うのは、「当時は涙しか出なかった。でも、だいぶ先になってから、人生にはプラスになった」ということであります。
今回の件で、またラジオ番組で今回の件は必ずコメントするであろうと思ったら、急遽今日語りました。
この動画のキーは、新型コロナで苦闘した片岡篤史氏(日本ハムOB同士)と会話したところにあります。甲子園も知っている、新型コロナの恐ろしさを知っている人との会話で、今回のことが少しでも見えるかと感じます。
まず、高校野球関係でない「部外者」は上記の本と、この動画を見て、高校球児の心境を想像することを勧めたいとともに、つらいですが、今回の被害者である高校球児(いや高校で部活した人全員かも)は、時間が経ったら、冷静に見れるようになったら、岩本氏、片岡氏の言葉を聞けばと願います。
新型コロナウィルスを恨みます。以上です。残念です。