才能は長所ではない

川原卓巳氏の「プロデュースの学校上巻」を読み終わりました。プロデューサーになりたいと言うわけではないのですが、世界的なプロデュース力を持つ彼の考え方は、テニスコーチとして生きている私にも何がヒントを与えてくれるのではないかと思い、上巻、下巻とも購入しました。

今回のタイトルの「才能は長所ではない」という言葉が響きました。

「一般的には短所と捉えられがちな要素がその人の絶対的な強みであることもある。人からみたら欠けてるところ、空気が読めないところ、一つしか出来ないところも全部才能。きっと何か意味があってその能力が与えられている。もしくは生きて行くためにその人が身につけた何らかの技。だとしたら治すよりも活かす事を考えた方がいい」

短所は一般的には否定的な解釈をしてしまいがちですが、「きっと何か意味があって」と考えた事はありませんでした。人の事を理解するとはこの様な視点が必要なんですね。

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