自分の眼鏡
「誰でも出来事や体験に対して、自分なりに解釈したり、自分流に意味づけしたりして行動を決めて行くが、独自の見方や考え方は自分のメガネで世界を見ている。」
アドラーの認知論にそう書かれていました。確かに同じ事が起こったとしても解釈や受け止め方は千差万別。それには4つのミステイクがあるそうです。
1.決めつけ
2.誇張
3.過度の一般化と見落とし
4.誤った価値観
これからがその人に染み付いて思考の習慣になるんですね。(マインドハグと言うそうです)
テニスの試合でも失敗すると他にどんな良いプレーを行っていたとしても、その一つの失敗に注意が向いていつまでも引きずるような事ありますよね。これはネガティブバイアスと言うそうですよ。
血液型判断にあるように経験則やレッテル貼りなど、特定のカテゴリーに典型的にある事を全ての人に当てはめる事を代表性ヒューリスティックと言うそうです。これらのメリットは結論に至るまでの時間を短縮出来る事ですが、自分のメガネを歪めやすいそうです。
自分の眼鏡か…間違いなく私にもあると思います。指導をするときには常に自問自答が必要になりますね。「相手(選手)の目で見て、相手(選手)の耳で聞き、相手(選手)の心で感じる」普段から気をつけないといけませんね。