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保育現場から逃げ出した女
こんにちわ 長野のイラストレーターひろたんです
逃げ出した女とは私のこと
いつもは明るい発信してますが😂
今日はダークなところ お見せします てへ♡
私は3年前に公立の保育園を逃げ出しました
地方公務員でした 保育士にしてはお給料はよく、うらやましいと言われたこともありました
たぶん、そこに勤めていた誰もが逃げ出したとは思ってない
「え?なんで辞めちゃうの」
「え?もっと一緒に仕事したかったのに」
ありがたいことにそんな言葉も言ってもらえていた
だがしかし
私はここから逃げたかった
1年かけて20年間勤めていた保育園を辞めたのだ
職場で辞める3ヶ月前まで園長先生しか伝えず
職場のみんなには退職2週間までに伝えた
それまで、しくしくと ここを手放せるように準備を進めていた
そう、私はここを辞めるために戦略的に辞めたのだ
私には どうしようもない怒りがあった
職場の仲間ははっきりいってみんな良い人
子ども達の育ちのために自分でできること精一杯やっている
なのに
自分の子どもの運動会に行けず
自分の子どもの卒園式にも行けず
子どもが好きで選んだ仕事なのに自分の子どもには我慢をさせてばかり
有給は病院行きたいからって申し訳なさそうにお願いする
残業代は1円も出ず、早番で1時間帰れるシステムだが帰れるはずもなく
帰りはへとへとになって帰る
病気になって入院する人、骨折になってやむおえず罪悪感を抱え休む人もいる
保育園で悲しい保育士のニュースがあり、その度に記録となる書き仕事が増える
勤務時間で仕事が終わるはずもなく、持ち帰りの仕事は夜中や早朝、休みの日まで続く
本当は子どもたちのために教材研究したいのにその時間を確保できない苛立ち
これは3年前まで働いてきた現場の現状だ
子どもたちと昨日まで笑ってきた保育士が、次の日には入院
そんな悲しい現状もあった
![](https://assets.st-note.com/img/1737109522-nC1ijWo4yRJP7daATkcxHtmB.png?width=1200)
私はその現状に対して何も言えず 自分も我慢してそこにただ存在していた
悔しくて悔しくて泣いた
我慢しすぎて自分の気持ちさえもわからなくて泣いた
子どもたちのことは大好きなのに、保育が面白くなくなっていた
そしてある日「もうやめていいよ」って声が自分の内側から聞こえてきた
私は初めて自分の気持ちに正直になったんだ
“今ならなぜその現状であったのかわかる”
3年離れてようやくわかった 今だからこそ
全て言いたいことが言えなかった自分へのメッセージであり、自分がつくってきた世界であるといることを
今は自分の気持ちを少しづつ言えるようになり、大好きな仲間も増えた
人を信頼できるようになり、弱音も吐けるようになった
しかし 三年振りに保育士仲間に連絡したが
現状はあまり変わっていなかった
自己犠牲の現場だ
「迷惑かけるから」と言ってみたり、「うまくいってないのに大丈夫って」言ったりしている
だから私は保育士さんのために話を聞く時間をつくってみようかと思った
保育士さんが心地よい環境を自分たちでつくっていけるように
まずは一人ランチに誘う
そして戦力的に人間関係を良い環境につくって行くための学びの会
読書会をしようと決意し、本を10冊買った
唐仁原けいこ著 「戦略的良い人残念な良い人の考え方」
いい人のままでうまく行く
保育士さんにピッタリ‼︎
さあ、この本をみんなにプレゼントしよう
きてくれるのか?
とにかく話を聞いて誘ってみよう
とにかくやる‼︎
またみんなに報告するね みんな聞いてねーーー