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はかいこうせんとは、どんなものなのか

 このポケモンのいない世界にはかいこうせんも存在しない。いかにそれを再現するか。再現するには、その性質についてよく理解しなくてはならない。

 過去に渡ってポケモンのわざはどれくらいのエネルギーを持つか調べた。そして、わざのいりょくとそのエネルギーの関係を明らかにすることができた。未知な現象のわざにどのくらいのエネルギーがあるか推定できる。

 その関係式を使うと、はかいこうせんは15MJ(メガジュール)だった。ちなみに成人男性2日分の摂取カロリーとほぼ同等である。

 その形状や色などを調べてみた。「アルセウス LEGENDS」というゲームによると、はかいこうせんは約1秒間、直径約1.5mほどの白い円柱状の光を放っていた。音はキーンと甲高い音がなっている。

 よって、そのパワー密度は8.5MW/m^2か。
太陽光の約6200倍だ。兵器か。破壊の名を持つだけある。

 実はパワー密度だけの再現は簡単だりレンズや鏡で太陽光を集めたら良い。大体0.62m^2の光を1cm^2に集光する計算だ。ソーラークッカーや大きめのレンズがあればできる。

 目標の直径1.5mでは1.1ha(ヘクタール)のパラボラミラーかレンズが必要だ。これはサッカーコートが1.5個分となる。デカすぎる。

 国立競技場の日の当たる部分に、径1.5mの鏡を6400枚敷き詰めてやればできなくもないか。その集めた光を人が浴びたらと、想像するだけでも恐ろしい。

 このように理論上はこの日本でもはかいこうせんは再現できそうな気がする。

 つづく。

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