変化を嫌うものは進化できるのか…
生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである
これはチャールズ ダーウィンが残した有名なフレーズですね。
東日本大震災から10年が経ち、福島原発事故からも10年が経ちました。
被災地の復興は時間の経過とともに、少しずつ進んでいるようですが
原発では10年経った今でも、放射性物質が外界へと放出されています。
これは過去の記事ですが、海洋に放出された放射性物質は希釈されることなくアメリカ西岸に高濃度で滞留するというシュミレーションもされています。
放射性物質だけに限らず、新型のウイルスが猛威をふるい始めたり…
気候変動も含め、これまでの「常識」では計り知れないことが起きるのでしょう。
あるいは、これまでの「常識」とは名ばかりで、勝手にパターンを作り上げていた(幻想だった)のかもしれません。
地球規模での変化など予想だにできないはずですから…
過去は過去として、起きた事象に対して柔軟に対応することだけに集中すればいいのかもしれません、本来ならば。
それを去年はこうだった、一昨年はどうだったというのは見当違いなのかもしれません。
ということは、ある程度のシュミレーションはしつつも、いつも少しのゆとりを持って「今・ここ」に集中することが大切なのではないでしょうか。
昨日と同じ、1年前と同じ、10年前と…
そんな感覚でいると置いてけぼりを食らうかもしれませんね…
そうこういう自分は、10年前に比べライフスタイルも変化しました。
もちろん、これが良いと言うつもりもありません。
ただ、少しずつ自分たちの暮らしを見直すこと、そして能動的にシフトすることができた方が、これから先の時代は生きやすくなるのではないかと思うのです。
少なくとも「最近の若者は…」なんてことは言いたくないですよねw
いつの時代も、同じ時代を生きている自分以外の人から学びを得ながら、多様性の中で共に生きていきたいと思うのです。
あれから10年を機に、そんなことを綴っておこうと思いました。
合掌