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子どものうちに身に付けたいこと
2007年〜2009年の2年間、僕は青年海外協力隊に参加し、シリアにあるパレスチナ難民支援機構(UNRWA)で現地の教員と一緒に子どもたちに体育の授業を教えたりしていました。
シリアと聞くと、多くの人が「危なかったし、大変だったでしょ?!」なんてことを言ってくれるのですが、その当時のシリアはめちゃくちゃ治安も良くて、深夜に女性が一人で歩いていても大丈夫な国でした。
もっと観光地の写真もあっただろうにw
こちらシリア中央部に位置するハマという街、ご覧のとおり日本人が見るとカオスでも、現地に暮らしているとこんな感じで道路を横切れるように進化しますww こんな日常で生きていました。
ちょっと話が逸れました。
そうシリアでは子どもたちと関わる時間がたくさんあって、子どもたちの成長とかいろんなことを見ていたのですが、高知(日本)に戻ってからというもの、子どもたちと関わるのがなかなか難しい環境にありました。
そんな中、大月小学校でワークショップ(講習会)をさせてもらうようになり、この地域で暮らす子どもたちのためにどんなことができるのか、現状をしっかりと見て、何が必要なのか考え始めました。
一般論をいうと、たくさん身体を動かす経験をさせてあげることなんでしょうが、今回1回目のワークショップ(←先生方が対象)を終えて、子どもたちの日常を軽く観察してみて思ったことは、からだを鍛えるとか、からだを作るとかそんなことではなく、おもいっきり遊ぶことなのかなということでした。
学校で教えることではないかもしれないけれど、いろいろな条件付けをして難易度を上げたり下げたり、上級生も下級生も混ざりながら、たくさん失敗をして、悔しい思いもして、でも楽しみながら自分ができることを拡げていく。
僕自身、今思えば、「何かをやらされる」体育の授業はあまり好きではなかったですしね。もちろん体育に限らず、なんの授業でも課外活動でも「やらされる」のはテンションが下がっていました。
体育祭とかマラソン大会とかw
そんなことを言いながらも真面目に取り組んでいましたけど。
ということで、残り3回のワークショップはいろいろな遊びの要素を取り入れて、大月小学校の子どもたちと関わっていきます。