【WACK外伝】盲目の吟遊詩人1-17消えない氷(後編)
火🔥と水🌊と風🌀と石🪨の世界
四元素と時🕘を操る神さまの話👼
【登場人物】
フーゴ 🌀風の国王子
Hiro 🐦フーゴの相棒、神の遣い
石頭 🪨石の国王子、六人衆の頭
六人衆 💀ガイコツの戦士?集団
天空の竜 🐲風の国守護神
ひなた 🔥炎の魔女、通称ヒナ
たまき 🧊氷の魔女、通称タマ
【特別出演】
白ちゃん 白オオカミ🐺牙狼拳使い手
ワディさん 勇者様🙋♂️魔法剣士
ドゥギーさん ヘイスト加速の使い手
ゆきみんさん ルーン守りの使い手
パイ(phi)さん 蒼魔法🧙♀️の使い
ピカ山君ちゃん ⚡️雷魔法の使い手
【前回までのあらすじ】
🧊氷の魔女たまきは、あらかじめ描いていた直径350mの巨大な魔法陣に、風の王子フーゴを罠にはめるため、馬車の御者になりすまし、その中心部へ誘い、丘の上で馬車の様子を監視されている、石の国の王子に、ランタンの光を点滅させて合図を送り、その合図で、戦闘の角笛が雑木林に鳴り響き、🐲天空の竜とその奏者である🌀の王子フーゴの捕獲作戦が実行されるが、結界内に閉じ込める前に、遣いの🐦カラスに逃げれ、街に仲間を呼ばれ反撃に会うが、計画通り、天空の竜の最大奥義、天空の怒りの発動により、時の監獄の魔法陣が完成し、天空の竜とフーゴの捕獲に成功するが‥
————————————————
第1章 旅のはじまり
第17話 「消えない氷(後編)」
🔥炎の魔女ひなたは、鉄製の棺⚰の中に敵に閉じ込められるが、棺の中で▪️″黒箱″と呼ばれる、時空転送装置を発動させ、あらかじめ魔法陣の中心付近に設置してあった、◻︎″白箱″とよばれるマーカーまで、テレポートした。
ガコンっ!
棺⚰の中に入ったまま、🔥の魔女ひなたが魔法陣に到着した。
大きな音に、🧊の魔女たまきが驚き、音の方向に顔を向けた。
🔥「タマちゃーん!おまたせー」
🧊「もーおそいよヒナ! って‥どうしてヒナが棺に入ってんのよ‥」
🔥「話すと長いから後で!ごめんわるいけど、ここから出してくれないかなぁー」
🧊「あのねぇ‥コッチは天空の竜を封じるのに手が離せないよ、あの天空の竜だよ、せっかく捕まえたのに、逃げられちゃうよ!」
🔥「へーわかった‥、わかりましたよー、わたしなんかより竜のほうが大事なんだー」
🧊「もーなにすねてんのよ‥」
🔥「ふつう親友のピンチなんだから、大丈夫かーとか、やさしい声かけて、助けるべきでしょー、わたしなら絶対すぐ助けるけどなぁー、冷たいなぁータマちゃん」
🧊「はいはい!わかった!わかりましたよー、ちょっとまって‥あともう少しで魔法陣が完成するから‥」
🔥「わかった‥待ってる」
🧊「あっ‥マズイっ!」
🔥「えっ?」
しばらくすると🐲天空の竜が現れ、大きな雷を落とした、そして、魔法陣の六個の柱に、エネルギーをチャージし、魔法陣は完成した。
(つづく)