【WACK外伝】盲目の吟遊詩人1-27「暴風の竜(後編)」
火🔥と水🌊と風🌀と石🪨の世界
四元素と時🕘を操る神さまの話👼
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【前回までのあらすじ】
暴風の破壊神と呼ばれ人々に恐れられていた🌀の国の王子は、🪨の国の王子、🔥の魔女、🧊氷の魔女、💀の神官の討伐チームにより、💀神官たちの🕘時の魔法で拘束に成功し、🐲天空の竜を操る🌀の王子を⚰を封印しようとするが、思わぬ反撃にあい、誤って🔥の魔女が⚰に封印されたまま、魔法陣の発動し、🔥の魔女は死を覚悟する。🧊の魔女に手紙📩が届くことを祈る。💀神官と🐦は、🧊の魔女の救出に急ぐが、天空の竜🐲が復活し、🧊の魔女は🐲の攻撃に備える。
【登場人物】
フーゴ 🌀風の国の王子
Hiro 🐦フーゴの相棒、神の遣い
天空の竜 🐲風の国守護神
ふだんは温厚なゼフュロスだが
ときには暴風のボレアスに変化する
石頭 🪨石の国の王子、六人衆の頭
六人衆 💀×6ガイコツ姿の元神官たち
ネビュラ💀六人衆の一人🕘時の神官
ひなた 🔥炎の魔女、火の国の姫
たまき 🧊氷の魔女、ひなたの親友
【特別出演】
白ちゃん 白オオカミ🐺牙狼拳使い手
ワディさん 勇者様🙋♂️魔法剣士
ドゥギーさん ヘイスト加速の使い手
ゆきみんさん ルーン守りの使い手
パイ(phi)さん 蒼魔法🧙♀️の使い
ピカ山君ちゃん ⚡️雷魔法の使い手
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🐲ボレアスの咆哮に
🌀フーゴは耳を👂をやられた
🌀「くっ‥耳が‥」
🌀フーゴは👀目が見えない
かわりに👂聴覚に優れるが
それが仇となった
強いめまいと、頭痛で
思わず両手で耳を塞ぎ
その場でうずくまる
武器を手放し無防備な状態‥
ヤバいっ！と思い
再び竪琴を構えようとした瞬間
その🌀フーゴの前に
すっと立つ人の気配を感じた
🧊「ICE BLOCK!」
🌀フーゴは急に寒気を感じ
次の瞬間、パキパキと音を立て
周囲が覆われていくのを感じた
🌀「これは‥氷の魔法？」
🌊水の魔法と🪨石の魔法の
合成魔法は非常に高度な技術で
”失われた魔法”と呼ばれていた
🧊「まったく手のかかるヤツだ‥」
初対面の女の子に冷たく言い放たれ
🌀フーゴは情けないキモチだった
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🐲天空の竜、ゼフュロスは
思わず耳を疑った
🌀フーゴが恐らく何気に
周囲を確認するために奏でた一音は
”風の方角変更”の合図だった
🐲「やっ‥ヤバいっ！！」
優しい西風ゼフュロスから
凶暴な北風ボレアスにスイッチする
🐲💦「ぎゃーやめてくれ〜」
‥
‥んっ？
🐲💢「クックック‥
ついにやったぞ‥」
温厚なゼフ爺の意識が消え
🐲天空の竜の体から禍々しい
⚫️黒いオーラが立ち昇る
天空の竜の体がメキメキと音をたて
力強く筋肉質な体格に変更していく
🐲💢「人間の分際で
天空の神を封じようなぞ
こしゃくなマネしおって！」
🐲💢ボレアスはみなぎる力で
怒りの咆哮をあげた
（つづく）