【WACK外伝】盲目の吟遊詩人1-05「仲間との出会い」
【登場人物】
フーゴ 風の国王子、めんどくさがり
Hiro 🐦フーゴの相棒、神の遣い
石頭 六人衆の頭、石の国王子
六人衆 ガイコツの戦士集団
天空の竜 風の国守護神、心配性
【特別出演】
白ちゃん 白オオカミ🐺牙狼拳使い手
ワディさん 勇者様🙋♂️魔法剣士
ドゥギーさん ヘイスト加速の使い手
ゆきみんさん ルーン守りの使い手
パイ(phi)さん 蒼魔法🧙♀️の使い手
ピカ山君ちゃん ⚡️雷魔法の使い手
【前回までのあらすじ】
ノートガルドへの旅の途中
街まであと10kmまできた時
フーゴと🐦Hiroは敵の罠にハマり
周囲を魔法陣で囲まれ大ピンチ!
必殺技の“天空の竜“も封じられ
フーゴとHiroは力不足を悟り
🐦Hiroはフーゴを一人残し
ノートガルドの街に助けを求める
第1章 旅のはじまり
-05話 「仲間との出会い」
🐦Hiroはノートガルドへ急ぐ💨
「ヤバい! ヤバーい!!」
Hiroは急いで街へ飛ぶが
時速20kmくらい
「街まで10km‥ 30分はかかるな‥」
とにかく、敵の魔法陣から出ないと
天空の竜、ゼフィロス様を召喚できん
「どうかフーゴ様‥
私が仲間と戻るまでご無事で‥」
🐦Hiroは上空に飛び立つと
フーゴが乗る馬車を囲むように
6体の💀ガイコツたちが
キレイに円陣を組んでるのが見えた
「やはり、ヤツら魔法結界で
フーゴ様を閉じ込めようとしてる‥」
🐦Hiroはさらに周囲を見渡し
ノートガルドの街に向かう途中の
小高い丘に人影を見つける
「やっぱり、リーダーがいるな
あの丘の上からガイコツ達に
指示を出してるに違いない
アイツさえ叩けば
六人衆の連携がくずれ
魔法陣がとけるかも‥」
「とにかく、今の戦力じゃ勝てない
急いで街まで行き、仲間を!」
Hiroはフーゴの無事を祈りながら、街へ飛ぶ
「くそー、ヘイスト魔法使えたら
速攻でフーゴの元に行けるのに‥」
Hiroは羽🪶が飛び散るほど必死で飛びつづけ、ようやく30分ほどでノートガルドの城壁を越えた
「とにかく仲間を‥ 白ちゃんいないかな‥」
「カァー カァー」
Hiroの鳴き声がノートガルドの街に反響する‥
しばらくすると、それに応えるように、オオカミの遠吠えが聞こえた
「ワォーん」
「あっ!、白ちゃんだ」
Hiroは急いで、声の主の場所に急ぐとそこに白いオオカミ🐺と、勇者のワディと、屈強な男ドゥギーが集まっていた。
「白ちゃーん、たた‥たいへんだぁ」
「おっ!どうしたHiroちゃんあわてて
何かあったの?ふむふむナルホド」
鳥の言葉と人の言葉を話せる白ちゃんが、勇者ワディさんと、屈強な音ドゥギーさんに簡潔に状況を伝える
ワディ「わかった!時間が大事だ
ドゥギーさんのヘイストで
加速つけていこう
白ちゃん「そうだな‥
相手が魔法陣を使うなら
こっちもルーン守りを
固める必要があるな
ゆきみんに声かけてみる
ドゥギー「まずオレのヘイストで
ここにいる四人を
加速しようぜ
ドゥギーはヘイストの魔法を唱えた
Hiro、白ちゃん、ワディ、ドゥギーの体から緑色のオーラが立ち上る
ワディ「よし、まず役割を決めよう」
ワディは四人で相談し、まずワディが丘の上の敵のリーダーらしき男を足止めし、敵の司令系統を叩く、ドゥギーはフーゴを囲むガイコツ達を牽制しつつ、フーゴの援護、白ちゃんとHiroは他の仲間といっしょに敵の背後から、削ってく感じでいくことにした。
ワディ「じゃあオレは敵リーダーを」
Hiro、白ちゃん「仲間を呼ぼう
ゆきみん、パイ(phi)、ピカ山君の
三人と合流してから
フーゴの元にかけつける」
ドゥギー「オレは速攻でフーゴの援護に向かうぜ!」
四人「じゃあ!そんな感じで!」
(つづく)
次回「竜の尻尾」
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