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Day27 誰かに言われた大切な言葉

おはようございます。すみひろです。

とつぜんですが、あなたは誰かに言われた大切な言葉ってありますか?

それは親からの愛情こもった一言?

先生や先輩からの痛烈なアドバイス?

それとも、友人からの優しい一言?

印象に残っている言葉は、人それぞれだと思います。

僕が大切にしているのは、母の弟さん、つまり親戚の伯父さんからの一言でした。

1.誰かに言われた大切な言葉

Hiroくんはその会社にとって宝物だね

これは、僕にとってお守りみたいな言葉です。

ワタクシごとで、たいへん恐縮ですが、うちの家は昔から貧乏で、子供の頃はおもちゃとか、買ってもらえませんでした。

たのみの綱のサンタさんも、お願いしていたロボットの超合金ではなく、なぜか地球儀とかプレゼントしてくれるタイプのサンタだったので、ホントにおもちゃに飢えていました。

そんな中、母の弟さん、つまり親戚のおじちゃんだけは、たまに遊びにくると、おもちゃを買ってくれました。

そんな感じで、僕の幼い頃からずっと、かわいがってくれて、僕が大人になってからも、仕事についての悩みを聞いてくれたり、僕のお兄ちゃん的な存在でした。

そのお兄ちゃん的な存在の、伯父さんからの言葉を、僕は宝物のように大切にしています。

僕は今年の一月に50歳で転職し、18歳から始めたサービスエンジニアとして働いてきた技量をさらに磨くため、滋賀県にある小さな町工場に転職しました。

転職した時は、32年間もエンジニアとして働いていたので、それなりの自信をもって転職したのですが、サービスエンジニアとして外回りしていた頃より、さらに高い技術力を要求され、町工場で働くための技能が、あまりにも未熟で毎日先輩や同僚に、「遅い、仕上げが雑、間違ってる」と、厳しい言葉で叱咤され、本当に泣きそうでした。

そんな日々が半年ほど続いた後、どこからか僕が転職して苦労していることを、聞いた伯父さんさんは、週末に突然電話をくれました。

「おーい、Hiroくんひさしぶりぃー」

明るく陽気でやさいし伯父さんの声

「えー、転職したんだって?すごいねぇ」

いやーすごく、ないですよ‥とかえす

「なに?引き抜き?スカウトされたの?」

いや‥そんなカッコいいもんじゃなくて‥

「いやーすごいよ、長年勤めた会社から転職するだけでも、ほんとすごいよぉ!」

いや‥もう、ついて行くのに必死で

「いやー、でもその会社はラッキーだね」

え?

「だって、Hiroくんみたいな真面目な人、採用できたらラッキーだよ、Hiroくんはその会社にとって宝物だね」

″宝物″

えっ?僕が宝物?

半年の苦労が一瞬で吹き飛ぶくらいうれしい一言で、電話しながら思わず泣きそうになりました。

反応がイマイチだった僕を心配し、伯父さんが

「あっ!ごめーん、長く話しすぎちゃったねー、いきなり電話してごめんねー、それじゃ元気でねー」

僕も伯父さんも元気でね、と伝えて電話を切りました。

″宝物″

その短い一言が、いつまでもいつまでも、僕の心をポカポカと温めていました。

Hiroくんはその会社にとって宝物だね

〜やさしい伯父さんの言葉より〜

この言葉は一生の宝物にしたい。

みなさんも、親や先生、先輩や友人からの一言で救われたことがあると思います。

この週末に、昔の思い出から、宝物のような言葉を思い出してみてください。

心がポカポカになりますよ

以上、すみひろでした。

最後までら読んでくれてありがとうございました。

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