転職して5ヶ月たちました
50歳で転職し、キャリアも、人間関係も、ぜーんぶ捨てて、未開の地で働きはじめ、5ヶ月経ちました。
1.結論
肩の力が抜け、楽になりました。
18歳から50歳までの32年間、液晶や半導体を扱う生産設備の設計•製造の仕事をしていましたが、50歳になった時、仕事のプレッシャーに耐えきれず、思い切って転職しました。
課長職から係長への降格
前職は主任→係長→課長まで昇格し、運良く実力以上に評価され、少し天狗になっていました。
50歳になった時、かつて部下だった子が頭角を表しだし、その子が課長になり、僕は係長に降格になりました。
課長職の時は、部下を使って仕事をしていたこともあり、部下がうまいことやってくれれば、勝手に評価が上がっていましたが、係長に降格になった時、もう一度現場に出て、自分自身がお客様の前に立ち、実際に担当する設備を扱うようになると、とたんに仕事についていけなくなりました。
持ち前のど根性で、睡眠時間を削って勉強しながら現場を回すことをしていたら、50歳という年齢もあり、若い頃のようにムリがきかず、たちまち仕事でのミスが連発し、自分自身も体調を壊し、入院するハメに‥
そんな時、妻も目眩で倒れ、息子もコロナで入院し、家族全体の生活がやってられない状況まで追い込まれ、転職することを決めました。
2.そして転職へ
今年の1月に転職し、今までのキャリアはリセットされました。
最初に配属されたのは″製造部″で、電気回路の設計とプログラムの設計から始まり、機械の組み立てから、電気配線、動作確認•納入調整まで、一連の作業を1人で行う仕事でした。
最初はわからないことだらけでしたが、5ヶ月たった今は、一連の作業は1人でこなせるようになりました。
まわりのメンバーからも、ある程度認知され始め、仕事も任せもらえて、今手がけている案件で、三件目になります。
3.転職してみた結果
6ヶ月あればなんとかなる
となりの県に引越して、生活環境もガラッと変わりましたが、妻も息子もなんとか生活に馴染んできました。
4.最後に
もし、この記事を読んでいる方で、今の仕事に行き詰まっていたなら、転職するのも、一つの選択だと思います。
僕の場合ですが、へんなプライドが無くなり、すごく楽になりました。
健康な体さえあれば、なんとかなります。
(おわり)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。