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粘土と微生物と細胞。

粘土(坏土:はいど)を用いて作品を作っているが、
もちろんその粘土は”無菌”ではなく、さまざまな微生物が生息している。

天然露天掘りの粘土であれ、人工的に調整された粘土であれ、
さまざまな有機物が混入しており、それとともに多種多様な微生物がいる。

そんな粘土を成形し、乾燥させる。
800度で素焼き(有機物の焼成や水分の蒸発)を行い、
(↑ここで、彼や彼女らはだいたい消失する。はず。)
施釉後、1250度などで本焼成。
上絵付けとして”細胞”の模様を描いてゆく。

見方によっては、
本来そこ(粘土)に生息、存在していた微生物の細胞を
まるで墓標のように、
改めて記憶と記録として、
描いて、または刻んでいる行為と捉えることも可能。
かもしれない。

以下の問いは、
おいおい検証したいと思っている粘土と微生物の関連性。

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