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ソーシャル・エックスは「社会の縁側」
逆プロポ、コンシェルジュ、Voice、アクセラ等、ソーシャル・エックスが展開しているサービスは様々あるけど、詰まるところ、何をやっているかというと、「企業と行政のオープンイノベーション」。ちょっと硬い言葉にすれば、官民共創。
で。ソーシャル・エックスがやっていることを機能ベースで書き出してみると、
企業と行政のマッチング
コンサルティング
課題の言語化
課題の発信
ワークショップと研修
まぁ、ざっとこんな感じ。
なんだけれども。機能軸で見ると、他の会社がやっていることと、ソーシャル・エックスがやっていることは何が違うのか、そもそも違いがあるのか、たぶん、分からない。
機能というのは、やっかいなもので、一見わかりやすいのだけど、それは一つのものの見方でしかない。
だから、機能としては同じようなプログラムでも、それほど楽しくないものと、楽しいものがある。両者を分けているのは、機能だけでは評価できない「何か」があるからだ。
ソーシャル・エックスが提供するサービスは後者だと、お客様の反応を見ていて感じる。
それで。
日本社会独特だと思うのだけど、「内と外」、および「その間」という概念がある。家で言えば、縁側だ。もう縁側ってない家も多いから、若い人は分からないかもしれないけど。土間もそうですね。内と外をゆるやかに繋ぐ、存在。
細かいことを抜きにすると。
ソーシャル・エックスがやっていることって、機能的には他のところと大きな差がなさそうなのだけど、実は絶妙に「内と外」の間、つまり、縁側的な役割を果たしているのが、うちの会社の特徴だな、って最近つくづく思う次第。
これ、すごく大事なことだと思っていて、内の中だけでにいると、そこは村社会ゆえ思ったことをなかなか言いづらいし、さりとて、外は内とは空間的にも精神的にも切り離されているから、内の話を外ではしにくい。
これが縁側だとどうなるかは、もうみんな、知っての通りだ。冷たい麦茶を飲みながら、家の中の台所の音も聞こえてくるけど、外を走り回る子供の声も聞こえてくる。そこには内と外の境界線がなくて、混じり合っている世界。
最近、色々なお客様と話をする中で、自分なりに言葉にできたな、と思ったのは、そう、「ソーシャル・エックスは社会の縁側」なんだということ。
その縁側をどうやって設計しているのか、というのは実感はないのだけど、それが会社のノウハウということなんだろうと思う。
#企業と行政のオープンイノベーション
#官民共創
#インパクトスタートアップ
#50年後をつくろう