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たった一本の記事が未来を変えた
一年前に僕がパブラボに寄稿した一本の記事。タイトルは「行政サービスの質を劇的に変えるCXとカスタマージャーニー」。
一年経って、この記事の投稿が会社の現在位置と未来を大きく変えたな、と思う。
僕は一年前、FBでこの記事に次のようなコメントを添えてシェアしている。
”公民連携事業で、サービスを設計する上でCXをどうするか、は数年後には重要なテーマになってると思う。日本はまだ、ここの認知に至ってないのだけど、その時にはうちのような会社と、アプリやウェブサービス開発する会社が一緒にサービスを設計すると、いいものが作れると思う”
公共領域に顧客体験の意識はあるの?という素朴な問い
実はこの3ヶ月後、この一本の記事を見つけた大手IT企業のSCALAの伊佐治さんが僕を訪ねてきた。
「公共サービスの顧客体験ってどうやって変えられるのだろう?」ということに興味があるんです、というそんな話だった。面白いことを考える人がいるものだな、と思いつつ、僕もこんな記事を書いているくらいだから、当然、興味のあるテーマで、話は盛り上がった。
この出会いがきっかけで、逆プロポというサービスが生まれ、もう間もなくサービスサイトのローンチが待っているし、これまでにイーデザイン損保と神戸市、日野町(滋賀県)のコラボが生まれたり、今日もまた、別の事業会社のプロジェクトが発表になる。
また、昨日はエールラボえひめといって、日本で初めてとなる、広域自治体(県)と基礎自治体(市町)、企業、住民、NPOのコミュニケーションとプロジェクトデザインを可能にする官民共創デジタルプラットフォームが発表された。
これも、SCALAとの出会いがあったからこそ生まれたコラボだ。
人生とはとかく不思議なものだ。たった一本の記事から、事業が生まれて、システムが誕生した。数年って思っていたけど、一年後の景色は全然違うものになっていた。何が未来を左右するか分からない。