「部品のまとまり」で見てみる
これはたぶん私の性格なんだと思いますが、
私、構造とか仕組みを考えたり
調べたりすることが好きです。
ガンプラ好きですが、組み立てているときも
こまごまと観察しながら作ってます。
脚パーツ、腕パーツなど、それぞれのパーツを作りながら
・腕の作りがジムと違う
・ジオンと連邦で関節が違う
などなど。
腕部分、脚部分というように、
部品のまとまりごとに比べていましたね。
「小さなまとまり」をつくる
説明書通りにガンプラを作っていると、
パーツを作る順番もほぼ同じだということに
気が付きます。
詳細は忘れましたが、確か
・頭部
・腕部
・脚部
・合体
という順番だったと思います。(違ってたらゴメンナサイ)
腕、脚というように、部分ごとに形を作ってから
結合させます。
このやり方、プラモデルだけじゃないです。
料理、ガーデニングなどの趣味、そして仕事でも
ある程度のまとまりに分けて行うことで
効率よく勧めています。
不具合解決するとき、まとまりごとに確認する
一方で、不具合を解決したいときは、
どこに異常があるのかを見つけることが大事です。
例えば「機械から大きな音がする」という不具合。
実際にそういう不具合がありました。
コロッケなどにパン粉を付けるラインでした。
どこに原因があるのかを見つけます。
こういうときはどこかの一部分がおかしくなっているものでして、
機械の全てが壊れそう、ということはほぼありません。
現象を観察したところ、表層ではありませんでした。
コロッケを搬送するベルト一式は異常なし。
軸も歯車もギヤも滑らかに動いています。
パン粉の供給部分も確認。
搬送とは別のモーターを動かしていますが
異音無し。
音はもっと下の方から聞こえてくるようです。
てことは、大元のモーター近辺(胴体部分)が怪しい。
結果、駆動モーターのチェーンがところどころ固まっていたことが原因でした。
チェーンの一部が硬直していたため、硬直部分が真っ直ぐに
なってしまい、時々チェーンが外れそうになる。
ギヤにチェーンが戻るとき、ガツン!と音がしていたようです。
不具合の解消時は、初手で局所的な修正を行うと
間違えることがあります。
機能のまとまりごとにチェックして、
問題がなければ次へ、ということを繰り返すと 結果的に早く解決できることが多いです。
切り分けるテクニック
切り分けがスムーズに行えると、解決までの
時間が早くなります。
そのときに物を言うのが知識と経験です。
最初は分からなくて当たり前。
経験者、メーカーさんなどの専門家に教わり、
知識や技術を身につけることが近道です。
トライ&エラーを繰り返すうちに、
当たりどころが分かってきます。
臆することはありません。
手を動かしてみます。
でも、不安だと思ったら手を付けないほうが良いとも思います。
過去の経験を脳が記憶していますので、
「うまくいかないかも」というときは脳から
ストップがかかるはず。
知ってる人、識者に問い合わせてからでも遅くありません。
間違えて被害が拡大すると目も当てられません。
恥ずかしがらずに聞いてしまいましょう。
後世に残す
「職人になれ!」と言いたいところですが、
それでは一人前になるまでに時間がかかりすぎてしまいます。
そこであると便利なのが手順書などのドキュメント類。
正直言って、作るのは面倒くさいです。
口頭で伝えて覚えてもらうほうが手間がかからず
楽です。
でも、紙があると伝えるのが楽になります。
最悪、私がいなくなってもなんとかなります。
今の時代、紙に書かなくても、動画で残すこともできるようになりました。
なんらかの形で技術や知識を残しておくことをお勧めします。
物を言うのは、知っている部品の数(知識の量)
なんだかんだ言って、知識があると判断が早くなりますし、
間違えることも少なくなります。
学問で得た知識も、新たな知識を得るときの役に立ちます。
どれだけの部品を見分けることができるか。
原因はソフトなのか、ハードなのか、思い込みなのか。
いろんな経験をして、知識を蓄積しましょう。
遊び、旅行、イベント、勉強
何でもいいです。
普段の生活や趣味、仕事に役立てられると皆さんに喜んでいただけますし、
楽しさが増していくと思いますよ。
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