見出し画像

成功者は神様を頼りにしている――宮司の経営Vol.02

日本人の多くは「信仰している宗教はない」と答えますが、それは信仰心がないということではありません。初詣や厄祓いなど、人生の節目で神社を訪れる人は多く、信仰心は日本人の生活に根付いています。

特に、経営者や政治家、芸能関係者など、世の中で「成功者」と言われる人たちの中には、熱心に神社に手を合わせる人が多くいます。

なぜ成功者は神様を頼るのか?

  • 三菱グループ創業者 岩崎弥太郎: 土佐稲荷神社を守り神として大切にし、事業の成功を祈願していました。

  • パナソニック創業者 松下幸之助: 全国の神社はもちろん、特に龍神を守り神として崇敬し、本社や事業所に龍神を祀った神社を設置していました。

他にも、トヨタ自動車やJR東日本など、多くの日本企業が自社の敷地内に神社を設置しています。これらの企業家たちは、神様を頼りにしてきたと言えるでしょう。

寒川神社では、多くの企業の経営者や芸能関係者が、映画撮影前の安全祈願や撮影後のお礼参りなどで頻繁に参拝に訪れています。

また、地元の青森では、親交のある母校の青森山田高校のサッカー部監督から、サイバーエージェントの藤田晋社長に乞われて、FC町田ゼルビアの監督として大躍進した黒田氏もよく全国の神社にお参りされています。

成功者が神社を大切にする理由

成功者が神社を大切にする理由は様々ですが、以下のような理由が考えられます。

  • 目に見えない力の存在: 成功者は、自分の力だけではどうにもならない、目に見えない大きな力(運や縁など)の存在を知っているから。

  • 心の拠り所: 常にプレッシャーの中で生きる成功者にとって、神社は心の拠り所となり、精神的な安定をもたらしてくれるから。

  • 感謝の気持ち: 成功者は、自分の成功は周りの人々や目に見えない力のお陰であると考え、感謝の気持ちを込めて神社に参拝するから。

信仰から学ぶこと

信仰は、単なる宗教的な行為ではなく、生き方そのものに通じるものです。成功者が神様との繋がりを大切にする姿勢は、私たちにとっても多くの示唆を与えてくれます。

  • 感謝の気持ちを持つこと: 周りの人々や環境に感謝の気持ちを持つことで、より豊かな人生を送ることができる。

  • 謙虚な姿勢: 自分の力だけでは何もできないことを知り、常に謙虚な姿勢でいることが大切である。

  • 努力すること: 神様に頼るだけでなく、目標達成のために努力を続けることが重要である。

これらのことを心掛けることで、私たちもより良い人生を送ることができるのではないでしょうか。

廣田神社第17代宮司 田川伊吹

#一日一年一生を共にする #廣田神社 #神社 #人生 #日常 #暮らしの中の神道 #宮司の経営