私と=LOVEの数年間と1年間~きっかけは“4つの偶然”~3/4
さて、第二章にてSASUKEの熱烈な視聴者であること、そのおかげで瀧脇笙古さんの存在を知った事を述べさせていただいた。
実は私にはもう一つ、今も熱烈なファンを続けているものがある。
プロ野球・千葉ロッテマリーンズだ。
2010年の日本シリーズ優勝(いわゆる日本一)、当時小学5年生の私は父親と一緒にテレビ中継越しでその歓喜の瞬間を見届けた事を今も鮮明に覚えている。
2018年の関東移住後も、本拠地・千葉幕張のZOZOマリンスタジアムにはよく試合観戦、応援に訪れている。中でも2023年は公式ファンクラブ会員になり、これまでの人生で一番球場に観戦しに行っていた。
そして2023年9月上旬、
運命の知らせは突如として舞い込んで来た。
長すぎる前置きとなったが、まえがき及びタイトルにある「イコラブに出会うまでの数年間」はここまで、次の章からは「イコラブの世界に足を踏み入れてからの1年間」の記録である。
第四章~3つ目の偶然『ZOZOマリンスタジアムとイコラブ』~
知らせを見た瞬間、目を疑った。信じられなかった。
2023年9月25日、このタイミングで、=LOVEがZOZOマリンスタジアムに来るというのだ。
ここはマリーンズの、いや私にとってのいわば本拠地。
そこにイコラブがやって来る、こんな事があるのか。
フット後藤さんの言葉(?)を拝借すれば、まさに「そこで繋がんねや」状態である。
で、迷わずチケットを取って行った。
月曜日だったが会社は午後休を取って行った。
そして試合前、グラウンドにメンバー10人が登場。私にとって、遂に本物の=LOVEを生で観た瞬間である。
スペシャルライブということで、1曲パフォーマンスをするようだ。
「(なに歌うかな、やっぱり直近の表題曲かな)」
さりげなく最新の表題曲はちょっと予習していたので、その曲が来るだろうと予想していた。
野口衣織さんがタイトルコールをする。
「それでは聴いてください。青春“サブリミナル”」
その瞬間、反射的に声が漏れた。
いや、軽く叫んだ。
そう、1年前の夏にプールで偶然流れて知っていたあの曲ではないか。
こうして私は、初めてイコラブを生で観ることができた。
ちなみに肝心の試合はと言うと、
ホークス相手に1-10で敗戦。
ハッキリ言って、ボロ負けである。
もちろん私はイコラブだけを観にここに来たのではない。ロッテファンとしてロッテの応援に、ロッテの勝利を観に来ているのだ。当時プレーオフ進出争いをしていたロッテだが、正直この試合は観るも無惨な大敗だった。
試合後、肩を落としながら帰路につく。
もはやイコラブが来ていたことも、負け試合のショックでかき消されようとしていた。
「ま、メンバーの投稿でも見てみるか…」
帰りの電車の中で何気なくXを開く。
すると、
言葉にならない想いで胸がいっぱいになった。
こんな試合を最後まで観て…応援してくれたなんて…
もうこの時、私に迷いは無かった。
そして心を決めた。
「イコラブ、瀧脇笙古さんを推しにしよう。
どう考えても絶対にこの子しかいない」
2023年9月25日。
『=LOVEを初めて生で観て、瀧脇笙古さんが推しメンになった記念日』になった。
これが、私がイコラブに導かれる「3つ目の偶然」だ。
翌日、私はあるライブのチケット抽選に申し込みをしていた。
ライブの日時、場所、出演者。
今考えても、偶然と呼ぶにはあまりにも全てが出来すぎている。
イコラブという大きな船に乗れる、唯一にして最高のタイミングだった。
第五章~4つ目の偶然『さいたまスーパーアリーナとイコラブ』~
2023年10月19日、私はさいたまスーパーアリーナにいた。
イコラブが毎年秋に行う大規模な周年コンサートだ。
2023年は6周年コンサートとして開催されたのがこの場所である。
当時の私は埼玉県に住んでいた。
この6周年コンサートの舞台さいたまスーパーアリーナというのは、あの頃の私にとって正直なところ絶好の場所だった。何せ最寄り駅からJRでたった25分弱あれば気軽に行ける。
もちろん、このレベルのキャパならイコラブにとっても申し分ない。
このライブ情報を見た時の率直な私の印象は
「え、さいたまスーパーアリーナ?行けんじゃん!すぐそこじゃん!」だった。
そしてこの頃にはサブスクでライブ音源などを聴き漁り、イコラブの曲も沢山予習していた。
そして当日。例によって仕事は午後休を取り、行って来た。
初のイコラブ単独ライブ、本当に楽しかった。
今まで坂道アイドルにはそれなりに馴染みもあった自分だが、本格的にイコラブという新たな領域の扉を開ける事が出来たような、素晴らしいライブだった。
実はライブの他にもう一つ、楽しかった出来事がある。
この告知ポストにFF外から参加希望のリプを送り、瀧脇笙古推し集合写真 に参加させてもらった。
同じ推しを持つ同士が沢山いる光景、同じ黄色のタオルやTシャツが集まる光景はグッと来た。
(私がいる写真は上記ポストの3枚目である)
ちなみに、この集合写真企画の主催者の一人である しゅんさく(@shoko_love0327)氏は、今やすっかりイコラブ現場でも顔馴染みの関係になった。
自分がイコラブ/瀧脇推し界隈で最初に出会った人、と言えば真っ先に彼のことが浮かぶ。
こうして2023年秋、私は晴れて=LOVEの世界に新たな第一歩を刻むことが出来た。
SASUKEで瀧脇笙古さんを知り、
夏のプールで『青春"サブリミナル"』を知り、
大好きなロッテの球場にイコラブがやって来て、
絶好の場所だったさいたまスーパーアリーナで大きなライブを体感出来た。
4つの偶然が重なり合い、私は運命に導かれるかのようにイコラブのファンになった。
…が、本当に楽しいのはここからである。
2024年、新たな仲間との出会いと瀧脇笙古とのご対面、そして沢山の思い出。
ここからイコラブによって、私の人生に新たな輝きと幸せが訪れていくこととなる。
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