私と=LOVEの数年間と1年間~きっかけは“4つの偶然”~1/4

まえがき

人は、いつどこでどんな形で新たな推しと出会うか分からない。
半年後、1年後、自分もアイドルもどうなっているか分からない。

今回こちらに記す文章は、上の言葉を頭の片隅に置きながら読んでいただきたい。(特に誰かの名言でもなく、私が何となくで考えた言葉である)

これは、筆者がアイドルグループ=LOVE(以下、イコラブ)に出会うまでの数年間、および2023年秋にその世界に足を踏み入れ、そこから思いもよらぬ形で人生が変わっていった1年間の壮大な記録である。

本文前に:筆者プロフィール

筆者名:ひろた
生まれ年:1999年(イコラブでは佐々木舞香・大場花菜と同学年、現在25歳)
ざっくり経歴:高校時代までを地元の新潟県で過ごし、2018年春の大学入学と同時に埼玉県に移住し一人暮らしを開始。2022年春に大学を卒業し就職、現在は東京都内在住の社会人3年目。

オタク遍歴:2014年春(当時中3)から乃木坂46のファンになり、女性アイドルグループを推す事を開始。
2019年夏からは日向坂46、2020年秋からは櫻坂46にも興味を持ち始め、坂道グループのアイドルはそれなりに知っている状態に。(日向坂46はその後こちらも熱烈なファンになる。)

第一章~イコラブ、なんか聞いたことあるな~

さて、冒頭で「2023年の秋にイコラブの世界に足を踏み入れ」と述べたが、そもそもここに至るまでにはその数年前から幾つかポイントになる些細な出来事があった。


前置きが長くなってしまうが、この過程を踏まなければ2023年秋からの1年間にはどうしても繋がらなってしまうため、第一章~第三章でこちらについて触れさせていただきたい。

=LOVEとは、指原莉乃さんプロデュースのもと2017年秋にデビューしたアイドルグループである。
AKB/坂道グループなどのように初期からグループの番組を(主に日テレやテレ東深夜などで)持つ訳ではなく、テレビはじめ全国区のメディアに出倒したり、新曲リリースのたびにゴールデンの音楽番組に出ている訳でもない(2024年はこれらの出演も徐々に増えている)。

意外と言っては失礼かもしれないが、あの『Mステ』にも2024年9月時点でまだ一度しか出演した経験が無いのだ。
そのため、私がイコラブを「何かで見た事、聞いた事はある」という例は少ない。

• 「指原莉乃プロデュース」という概念や『=LOVE』というグループ名はどこかで聞いたことがあった

• 2020~21年頃？(最早時期もうろ覚え)、SNSのフォロワーの影響やインスタのおすすめに出てくる投稿などで、大谷映美里さんや野口衣織さんの存在は何となくうっすらと知った

• 2021年9月放送のフジテレビ『逃走中』に(当時メンバーの)齊藤なぎささんが出ていた(しかもゲーム開始5分で脱落し、まともにオンエアに映っていたのは2時間放送のうちほんの僅かである)

正直、この程度だ。
もちろん「イコラブの世界に足を踏み入れた」など、この段階ではこれっぽっちも思っていない。

当時は全く思いもしなかった。
この先4つの偶然が起きる事など。


そしてこれらの偶然が重なって、私の人生が一変する事など。

②に続く