パフォーマンスが上がる空気とは②
今日はまずご自身が所属しているチームや部署の空気の【現状把握】について考えていきます。
空気によって人のパフォーマンスは変わってきます。
仲間で応援し合う空気ができていれば実力以上の力が発揮されますし、逆に緊張感が高まりすぎる場面だと実力が発揮できなかったりします。
僕も大学時代はダンスをやっていたのですが、オーディエンスからの応援で普段よりも良いパフォーマンスが出せたりした経験があります。
スターバックスの店員さんは皆さん接客が気持ちいいですし、元気な居酒屋は店員がほぼ全員元気です。
それは「そういうもの」という空気がそこにはあるからだと思います。
なので、個々人の能力値を上げる前に、まず実力以上の成果が出せる空気感を創り上げるのが大事です。
ちなみに、脳科学的にも人は周りの人のマネをすることが分かっているので、周りにいる人の当たり前が自分の当たり前となります。
頑張るのが美徳とされる職場もあれば、頑張っているとなんであいつそんなに頑張っているんだろうと後ろ指を刺される職場もあるでしょう。
空気を変えるなら【初期段階】から変えるのが大事です。
なぜなら時間経過と共にそれが文化になるからです。
そのためにもまずは現状分析です。
今の自分が所属しているチームは以下の中のどの空気に当てはまるでしょうか?
・締まった空気(互いに高め合う空気、失敗を認めて反省できる空気、指摘しあえる空気)
・緩んだ空気(失敗を許し合う空気、間違いを見過ごす空気)
・縛られた空気(責任回避のための言い訳が出る空気、上下関係が厳しい空気)
・悪い空気(あきらめムードの空気、頑張るのがかっこ悪いという空気)
理想は締まった空気です。
理想の締まった空気にしていきたいと思ったら、お互いフラットに指摘し合える関係性づくりが大事になってきます。
上司部下、先輩後輩を持ち込まず、正しいと思うことは認め合い、間違っていることは指摘し合い、間違ったことをすれば認めて反省し謝るという文化作りがキーになります。
僕自身体育会系で育って来たので気をつけないといけません。
フラットなチームビルディングを意識し、締まった空気作りを大事にしていきます。
明日は悪い空気はなぜできるのか?について考えていこうと思います。
吉村先外