お金を稼ぎたいなら

この世の中で生きていくことを考えた際、
「お金」が必要であることは誰もが知っていることだと思う。
人によって必要な「お金」の程度の差はあるにしても、
満足できるだけのお金があるに越したことはない。

多くの人が普通に働き、日常を過ごしていると思うが、
「どうすればお金をもっと稼げるのか」を明確に考えている人は
意外と多くない。
「あぁ給料が上がればいいな」「宝くじが当たればいいな」といったことを
ただ漫然と考えていても何も得るものはない。

この記事では、「お金を稼ぐためには」というテーマを深堀りしていく。
「もうお金はこれ以上いらない」「いまのお金で十分満足している」という
人は読まなくても大丈夫です。

お金の稼ぎ方3パターン

私は、お金の稼ぎ方には3つのパターンがあると思っている。
①自分が動くことでお金を稼ぐ
②他人を動かすことでお金を稼ぐ
③お金を動かすことでお金を稼ぐ

①自分が動くことでお金を稼ぐ
多くの方がここのフェーズに属している。
時給制、月給制、年俸制など、給与体系の違いはあれど、
多くの方が自分が動き、自分の時間を切り売りして、働くことで
お金を得ている。また、独立していたとしても個人事業主の方もここに属していることが多い。
自分が働いた分だけ給与に跳ね返ってくるが、時間が有限である以上、
限界はある。
「収入=時間×単価」という式で収入が決まるため、
「これ以上働く時間を増やすのは無理」となった段階で、
「単価をいかに上げるか」という思考になるのだが、
それでも単価にも限界がある。
一般的に医師や士業、専門職、特殊な技能を持った方は単価が高くなりやすいため、年収1,000万、2,000万円を超えることも十分可能である。
しかし、自分の身体が動かなくなったら同水準の年収を保つことが難しいであろう。また、稼いたお金を使う時間がないという時間的制約も起こりやすい。

②他人を動かすことでお金を稼ぐ
個人事業主や経営者の中でも、自社や個人に留まらず、
他社や他人と協業して、一部業務を外注することによってお金を稼いでいる人は、このフェーズに属している。仮に自分が動かなくても(動けなくなったとしても)すぐに仕事が止まることはない。
また、一人で動いていた時(①)はどうしても時間の制約があったが、
多くの人と協業、外注することによりその制約を取っ払うことができる。

個人事業主の飲食店であっても、自らは管理に回り、お店の実務はスタッフに任せる。という場合もこのフェーズである。
目の前の実務からは離れているものの、経営管理や人的管理、資本管理を行うという業務は行っている状態。
多くの方に協力してもらい、動いてもらうことができれば、①をはるかに超える収入を得ることが可能である。

③お金を動かすことでお金を稼ぐ
自ら動くことなく、お金を動かすことでお金を稼げるようになれば、
自分の時間は潤沢に生まれ、好きなことができるようになる。
分かりやすいのが投資や権利。
いずれも、自らが実務や管理を行わなくてもお金を稼ぐことが可能。
(一日中投資のPCモニターにかじりついていればそう言えないかもしれないが)
ある程度大きな規模でお金を投資で動かせるようになれば、
損益が上下するリスクがあるとはいえ、自らが寝ている間も旅行に行っている間も、好きなことをしている間も資産は増えることになる。
そうなると自らの時間で稼ぐ概念はなくなり、無限に稼ぐことができるようになる。
不動産という権利も同じく、不動産オーナーになることで居住者から毎月自動的にお金が入ってくる。

必要なことは資産管理のみであるが、ある程度の状態まで達してしまえば
その管理も信頼できる人間に任せることで自らは非常に大きな時間を手にすることができる。
「収入=時間×単価」の式にとらわれず、無限の時間と単価を実現できるため、①や②をはるかに超える収入を得ることができる。
私は、お金を稼ぎたいなら、常にこの状態(③)を意識するべきだと思っている。

さて、ここからは少し別の視点で「お金を稼ぎたいなら」ということについて考えていきたいと思う。
実は、お金を稼ぐうえでもう一点、すごく重要な視点がある。

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