記憶は細胞に宿る
今日はまだ書いていなかった「細胞記憶」について、2011年8月20日のブログ記事から引用してみます。
「細胞記憶」について検索したら、こんな面白い記事がヒットしました。
心臓移植で転移する人格 - 記憶は細胞に宿るか
SFのようなお話ですが、心臓移植されたレシピエントの趣味嗜好がドナーの影響を大きく受けるというものです。
細胞記憶について、私はまだ多くを語れるだけの知識を持ちません。
ブルース・リプトン「『思考』のすごい力」
第1章 細胞は知性を持っている-から引用します。
命の灯を代々つないでいくために、細胞記憶があるのかもしれませんね。
他の生物が「学習した」内容を情報として手に入れることができる
先日紹介した宗像恒次の、世代間伝達される遺伝子の細胞記憶。
他の生物が「学習した」内容までもが、情報としてすでに私たちの身体の遺伝子の中に入っているんです。
情報混同が起きても、なんら不思議はありませんね。
答えはすべて、すでに自分の中にある。
いつの、だれの情報なのかを、うまく弁別できるようになれば、私たちの能力は無限に広がる気がします。
ロマンだ...
冒頭引用したネタ元はX51.ORGというところで、Wikipediaによるとオカルト関連のニュースを扱うウェブサイトとのことです。
私は、ウェブサイトの別記事を見てはいませんが、この記事に関してはなかなか興味深いと感じました。
2003 - 2014©X51.ORG RIGHTS RESERVED.となっており、10年前に更新を止めてしまったようですが、まだサイト自体は残ってリンクしておいたので、興味を持たれた方はご覧になってみるのもいいかと思います。
また、ブルース・リプトンは細胞生物学博士(ヴァージニア大学)で、ウィスコンシン大学医学部助教授(1973-82年)を務めたのち、量子物理学と細胞生物学を融合する独自の研究を始め、のち、スタンフォード大学医学部で肉体と精神をつなぐ分子経路を明らかにした研究者です。
前回、認知について書きましたが、この記憶の話も、面白いですよね。
ブルース・リプトンはスタンフォード大での細胞膜に関する研究の中で「遺伝子は単なる生物の設計図に過ぎず、意識や環境が細胞をコントロールし、遺伝子のふるまいを変える」と言っています。
これは、前に書いたエピジェネティクスのことです。