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自分の中のアカシック(記憶の話2)

前回書いた「記憶」の話はお読みいただけましたか?
その前の「認知」の話も併せてお読みいただけたら、理解が深まると思います。
この「記憶」記事の続編も、2011年10月23日に「記憶の話 その2」と題して書いていましたので再掲します。なお、元記事で引用した辞書は無くなっていましたので、改めてYahoo! JAPAN 辞書を引用します。



先日「記憶」について書きました。
Yahoo! JAPAN 辞書で「記憶」を調べてみると、こんなふうに書いてあります。

1 過去に体験したことや覚えたことを、忘れずに心にとめておくこと。また、その内容。
2 心理学で、生物体に過去の影響が残ること。また、過去の経験を保持し、これを再生・再認する機能の総称。

記憶とは「生物体に蓄積された過去に関する情報」といってもいいでしょう。

宗像恒次は以下のように整理しています。

記憶の種類として、通常、神経心理学から提案されている分類は、大脳記憶としての感覚記憶、短期記憶、作動記憶、長期記憶(陳述記憶(エピソード記憶・意味記憶)・非陳述記憶(手続き記憶・プライミング記憶))である。しかし情報は大脳で保存しているばかりではない。

宗像恒次

と…。

生物体に蓄積された過去に関する記憶情報としては、さらに

●遺伝子情報
●細胞記憶情報(エピジェネティック情報、免疫情報、細胞受容体情報)
●身体感覚情報

があり、

生物体を物理学的に見ると、

宇宙開闢(かいびゃく)の初期条件からの電子を含む素粒子、原子核、分子は電磁波情報を持っており、それも記憶の一種だ

と宗像は考えているのだ。

一人の人間には、すでにこれだけの情報が詰まっているということです。
「いまある認知は誰のもの?」の中で「情報混同」のお話をしました。

「記憶は細胞に宿る」の中では「細胞記憶」について触れました。

これらの情報をうまく使いこなせたら、誰しもスーパーマンになれてしまう気がしませんか?

いまだにこの世では、誰が勝った負けただのと勝敗を競い、利権争いを繰り返しています。しかし、このような壮大な視点に立って物事を眺めてみると、とってもちっぽけなことのように思えてはきませんか?

答えはすでに私たちの中にある!

その真の自分が望むニードに耳を傾け、自分を殺さず、ゆっくり愉しく生きてはみませんか?



この記事を書いて12年。いまだ世の中はこの時から進歩していない、というか闇の部分が大きくなって、あふれ出しているようにも感じます。
私たちは、このような時代を選んで生まれてきているわけですから、それも意味があるのでしょうね。
「記憶」について調べていると、アカシックレコードはすでに自分の中にあるんだなぁと思いますね。宗像の言う「宇宙開闢(かいびゃく)の初期条件からの記憶」それは、体内に流れる「水」が持っているのかもしれません。
いかに活用するかは、あなた次第ですよ。


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