動画制作の半分は優しさでできている
いや、できてないです。
どちらかと言えば厳しさです……
バファリンの半分が優しさでできているのと同じように、動画制作の半分が撮影と編集です。
撮影5割
編集5割
だと思われている方が結構多くて、撮影と編集のお見積もりだけ出してって言われることがあるんですが、
撮影と編集で5割です。
残りの5割は企画構成。
何を作るのか企画して、テーマをしっかり掘り起こして、どう表現するのか構成して、台本書いてコンテ作って。
もっと言えばキャストを手配して、ナレーターを手配して、メイクさんは? 音響、照明は?
ロケ地はどこ? 何時に集合? 香盤表作って。
そういう下準備が諸々終わって、さぁ撮影開始!
という時点で実は5割終わってるんですよね。
もっというと、企画構成も無しで撮影現場行ったって、何を撮っていいのかわからない。
まずはしっかりと構成を組み立てることから動画制作は始まりますし、そのための時間や費用は別にかかってくるというお話です。
厳密には撮影にはディレクションが必要だし
(監督とカメラマン)
編集には効果やMA、カラグレといった作業もあるんですがここは敢えてそれぞれ無理やり撮影・編集に組み込みました。
それでも企画構成はどこにも組み込めない、かなり独立した作業になることを知っておいて欲しいと思っています。
企画構成が不要なものもあります。
それはイベントやセミナーや結婚式などの記録撮影。
この場合は、イベントの主催者やセミナーの登壇者、プランナーやキャプテンさんが何をするのかあらかじめ決めてくれているので、カメラマンはそれを追いかけて撮ればよいので、そういう場合は企画構成は不要となります。
このnoteでは、今後
どういう順番で構成を作っていったらよいのか、書いていこうと思います。