シナリオライターになりたい!
動画のことはAD時代も合わせると2009年ぐらいからやってるので10年以上の経験と実績があるのですが、どんな動画を創りたいの? と聞かれたときにちょっと困ってしまう。
創りたいものもないのにクリエイターやってるのかと叱られそうですが、お客様が喜んでくれるものを創りたい、というのが正直なところ。
んー、つまんない?
いや、でも創ったものを気に入って使ってくれたり、喜んでくれたり、それをもって売上が上がったよと報告をいただいたりするのは嬉しい。
他の人のことを考えないで
純粋に自分が本当に創りたい作品ってあるのかなーと
考えてみた。
動画を始める前はシナリオを書いていた。
誰かに雇われるのは苦手なので、大学卒業したらすぐフリーでやっていこうと何の実績もないのに若さゆえの勘違いをしていて
就職活動なんかしないで、卒業後はすぐフリーになった。
大学では東京物語の逆箱を書いたり
授業で発表するラジオドラマの台本を書いたりしていたのだが
そんなことで仕事が入るわけもない
スシローとドトールでバイトしながら細々とシナリオの仕事を探していた。
少しずつ、実績は増えていく。
もちろん月9や朝ドラの脚本を書いたわけじゃないけれど
美少女ゲームのキャラシナリオや
プレイバイメールのストーリー構成
DMM ソーシャルゲームのメインシナリオ
某アイドルグループのアプリ内での台詞
クイズ番組のクイズ作成なんかを任されてきて
ふっと思いついた魅力的な台詞を
素敵な俳優さんや声優さんに命を吹き込んでもらうって
物凄く楽しい! と、実感。
小学校のころから
自分がふっと思いついた魅力的な台詞を
素敵な俳優さんや声優さんに命を吹き込んでもらうことは物凄く楽しいんだろうなと想像はしていたけれど。
なので動画を創るのも楽しいけれど
撮影については
数100万のシネマカメラ買って6Krawで撮ったりドローンでFPVやったりしたいって願望はそこまでないし
編集についてもカラグレを極めて誰にも出せない色を魅せたい! ってこともない。
それよりも、何をどう魅せれば効果的なのか、テーマと題材を決めて言いたいことを並べ替えてストーリーを構成していく過程のほうが面白い。
結局何をやりたいのかってまとめると
ほんとは月9や朝ドラの脚本を書きたいんだなぁってことかも知れない。
まぁ、ヤングシナリオ大賞は一次通過止まりなんだけれども。