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目で見て口で言え「グッバイ ロビンソン」
下北沢の「劇」小劇場で、トツゲキ倶楽部「グッバイ ロビンソン」を見てきました。半年後に地球に激突し、おそらくは人類の殆どが死んでしまう状況の、日本。全世界的パニックがひとまず収束したある日の警察署。そのころ、自殺幇助を請け負う「トンプー(東風?)」という謎の人物が現れた、という情報が……。一方、数年前延命措置の状態だった母親を殺した罪で追われていた男が、自首してきて……。
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「Drunk」関係者観劇ツアー(!)第何弾かわかりませんが、そのときワタクシの奥さん役を演じてくださった前田綾香さんご出演(Wキャスト)。SF会話劇。中盤から模擬裁判という形。人類(ほぼ)滅亡という事実がはっきりした直後の大混乱が収まった後の、諦めと不安が支配する日常の物語。前田さんのほか、中西さん、田久保さん、高橋さんなどの役者さんたちは他の舞台で拝見したことがある方々でした。(特に田久保さんは牡丹茶房、高橋さんは芝居屋風雷紡の舞台と、今年拝見しておりました)(そういえば制作に風雷紡の文字が!)
警察署、人類滅亡半年前、という状況のなか、大混乱を生きのびた人々のふんわりゆるい会話は模擬裁判のターンになるとひとりひとり思っていることを発表しあうような展開になったわけですが、裁判の進行を司る人物の濃いキャラクターのおかげか、そこまで気にはなりませんでした。
タイトルのロビンソンは、スピッツのあの曲から取ったような感じで冒頭から登場人物の会話に頻繁に口にされていますけれど、あれ「宇宙家族ロビンソン」から、なんじゃないんですかねホントは?SFだし。少なくともワタクシはそっちを連想しましたねー。まあ別に違っててもいいんですけどw
非常にシンプルな舞台装置に、天井からぶら下がった洒落た照明が素敵でした。そして
指パッチンはやっぱり難しいよな
と思いました(ワタクシはうまく出来ませんもの)。