読んだり読まなかったりして生きて行く「腹話術」「仮面少年」「キャバ嬢はじめました2」
古本屋が好きで、初めての駅に降りると近くに古本屋がないか探すのが以前の習慣でしたが、知命を過ぎてモノ(ワタクシの場合は本ですね)を残すのは少し控えめにしようと思ってはいるのですが、なかなか衝動を抑えることが出来ないでいます。
また買ってしまいました。
下北沢の茶沢通り沿い、スズナリの手間にある古書ビビビで見つけてしまった高橋葉介「腹話術」「仮面少年」、朝日ソノラマのサンコミックスですよ!「ヨウスケの奇妙な世界」シリーズですよ!新刊で買って、大事に保管してたけれど、実家を建て替えるずいぶん前、母親がまだ存命のときに「あれ処分してええ?」と聞かれて「ああ……ええよ」と答えてしまい、捨てられた沢山の漫画たちの中に、この2冊は確かにあったのです。
ギャグからホラー、SFに詩情溢れるものまで、さまざまなタイプの短編が、あの不思議なタッチで描かれております。のちに夢幻紳士のシリーズを主人公の名前として出てくる「マミヤ(魔実也ではなく麻実也ですが)」少年が、表題作「仮面少年」に出てきます。
3冊目は、かつてラーメン博物館で一緒に働いたり、朗読のイベントに出たこともある忍足鳩子さんがまんがライフで連載していた4コママンガ「キャバ嬢はじめました」、連載は終わりましたが、単行本は1巻どまりだったのですが、コミケで薄い本となって続刊が出たというので、入手いたしました。3巻以降も出ますように……