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ものぐさ太郎映画日記〜「ショートフィルム・フェスティバル in YCAM」プログラムA
山口市のYCAMで開催された「ショートフィルム・フェスティバル in YCAM」で自分の出番が終わってから客席に潜り込んでショートフィルム拝見しました。プログラムAはこんなラインナップ↓
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セリフが一切ないうえに観客に歩み寄らない物語の運び方がいっそ清々しい「ジョナスと海」、ストーリーのキレ(それはまた、主人公の体のキレでもある)が感動的な「過去へ」、いかにもフィクション的な嘘も含めて子供たちが微笑ましい「信号待ちの出会い」、女性に対するエンパワーメント映画なんだけど何よりあのアンマのキャラクターが素晴らしい「素足の女王」、とても愛くるしいキャラクターとラストの鮮やかなどんでん返し(といっていいものか)にゾクゾクしたのち静かに感動を反芻した「ハロルド」の5本立て。特に一本選ぶとすれば「ハロルド」ですか。(今作は前半のプログラムのときに開催された「映画を2回観る会」でテーマになりました)