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ものぐさ太郎映画日記「エル・マリアッチ」

シン・シティ」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」「スパイキッズ」「マチェーテ」などのロバート・ロドリゲス監督の出世作ともいえる「エル・マリアッチ」を見ました。流しのギター弾きがギターケースに銃を隠し持つ男と間違えられて巻き起こるアクション映画。7000ドルという低予算ながらこれが評判を呼んで、ついには3部作まで作られるきっかけになった作品、だそうで。芝居のテンポとか明らかに本職の俳優ではない佇まいの登場人物たちを見ると、確かに予算のなさは伺えます。

が、それを補って余りある(言いすぎ?)何とも例えようのない

「持って生まれた愛嬌」

のようなものが画面から零れ落ちていて、これはまあ好きになるなあ(仕方ないなあ)と思ったことでした。これ以降の作品を見てもこの監督の「ガジェット好き」さは何とも微笑ましいものですね(「プラネット・オブ・テラー」の右脚にマシンガンくっつけちゃったり)。

続編(といっても話は直接繋がってはいない)「デスペラード」(アントニオ・バンデラス出世作)は以前ビデオで見ましたが、3部作の3本目はまだ未見です。

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