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ものぐさ太郎映画日記「リリアン・ギッシュの肖像」

横浜シネマリンで「リリアン・ギッシュの肖像」を滑り込みで見てきたー。

映像作家ジャンヌ・モロー」特集の一本。

19世紀末に生を受けたアメリカの女優、リリアン・ギッシュは、数々の名作サイレント映画に出演してきた。ハリウッドの頂点を極めた彼女は、歴史的女優としてその後も映画界に名を残す。1983年、NYで対話する彼女はその人生と映画へ注いだ情熱を語る。聞き手は、監督のジャンヌ・モロー。

ユナイテッド・アーティストの設立に加わらないか、と持ちかけられたが

「弁護士をつけなければ、といわれて断った」

グリフィス「東への道」について

「古臭いメロドラマだけど、ヒットした(苦笑)」

自身の恋愛については

「妹みたいに恋はできない。私は長女だから、家族を養わなければならないから」

など、正直すぎる発言が多い。

にしてもーー彼女は1893年生まれで、この映画の撮影は1983年。ということはこのとき90歳!とてもそうは見えないなあ。インタビューの合間にはさまれるサイレント時代の映画のシーンも素晴らしい。そういえばアマプラで何本か視聴できるのよね(字幕版)。

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