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緑化でヒートアイランド対策
天津市のヒートアイランド(熱島)現象が顕著になっていて気象データによると2001年以来、市中心部から郊外に向けて放射状に拡大してます。
天津市は各種の対策を行って一定の効果を得てますが高温面積、高温日は増加してます、2022年夏季の高温日数は2001年以来の第3位でした。
2017年には天津中心と濱海新区の中間地帯の緑地森林の形成を決定し、次の年には736km2の緑地地帯の建設、水生生態環境の整備、企業の散乱ごみ処理、植林を計画してます。
現在、中間地帯の緑地率は65%以上になりました。緑地面積は天津中心区の約2倍です。
津南区は2018年以来、造林緑地面積が6.4km2増加し、植林は312万本、草花水生植物面積は70万m2以上になりました。
その結果は気象状況に表れていて2020年の津南区平均気温は2017年より5.9%下がり、湿度は9.6%上がりました。
西青区の著名な変化は王穏庄鎮に見られます、王穏庄鎮は釘の生産で有名で、ピーク時の生産量は全国の約40%でした。
しかし無秩序の産業拡大は汚染を招き、天津市第一の高温地帯になりました。
釘産業を大規模に整理して緑市計画と汚染河川の修復を実施した結果、2022年は強熱島から無熱島と弱熱島に変わりました。
現在の計画目標は十四五末までに中間地帯の緑地率は67%以上、一級森林率30%とし、これで夏季の気温を0.2℃ー0.4℃下げ、湿度を2ポイント上げます。
以上(3月19日記)
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