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船の自動運転技術開発スタートアップ「エイトノット」、プレシリーズAクローズで5.7億円の資金調達を実施

 船の自動運転技術開発を中心に、「海のDX」と「船舶のロボット化」の推進を目指す、サキガケメンバーの「㈱エイトノット」。海上輸送をより安全に行い、さらに海上輸送における人手不足の解消にも役立つ、画期的なシステムづくりに取り組んでいます。

 スタートアップ企業にとって、資金調達は重要! そんな中、「㈱エイトノット」では、開発や販売体制を強化し、より効率的に自律航行技術の社会実装を進めるため、2024年9月に第三者割当増資および金融機関からの融資により、プレシリーズAラウンドを完了。総額5.7億円の資金調達を実施しました。

 2022年に同社が発表した小型船舶向け自律航行プラットフォーム「エイトノット AI CAPTAIN」の機能強化に向け、開発チームを増強し、事業拡大に伴う事業開発チームを強化していく予定だとか。国内外の多様な市場を視野に入れた、製品機能の強化、販売体制の拡充などを行っていきます。

資金調達引き受け先からは…

  • 離島などの地方交通インフラが抱える、乗船員の人材確保などの問題解決に貢献していくことを期待している

  • 世界中の船舶の事故を減らし、誰もが安全に水上交通を利用できるような世界を実現すべく、全力で支援していきたい

  • 実際に自律航行システムが搭載された船舶に乗船し、その技術力の高さに感銘を受けた。新たな水上モビリティ社会の創出に期待している

  • 小型操船の現状や課題およびそれらへの対応策については、労働人口が減少する中で必須になるものと確信している

  • 海運業界にとって船員不足は深刻な課題だが、自律航行技術は業界の抱える課題を克服するだけでなく、さらなる社会貢献につながる可能性を有している

  • 重要課題である離島航路の維持・改善に向け、自律航行技術に大いに期待している

など、〝自律航行技術がもたらす未来〟へ期待が寄せられています。

資金調達引き受け先は…
・Spiral Innovation Partners 株式会社
・伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社
・QBキャピタル合同会社
・株式会社オリエンタルランド・イノベーションズ
・旭洋造船株式会社
・イワキテック株式会社
・DRONE FUND株式会社

▼詳細はコチラからhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000077033.html

サキガケプロジェクトとは?

デジタル技術を活用し、社会課題の解決に向けたアイデアの実現を支援する、「サキガケプロジェクト」。社会実装や、障壁となる規制の緩和、新たなルールメイクに取り組んでいます。㈱エイトノットは、同プロジェクトの〝サキガケメンバー〟の1つ。

https://hiroshima-sandbox.jp/sakigake/